クリエーター向けの機能も充実

初期設定で「Adobe Creative Cloud」の一部のアプリを開くと、専用のコントローラーがサブ画面に表示される(図9)。試しに「Adobe Photoshop」の画像編集でコントローラーを使ったところ、画面に表示されるダイヤルを回すだけで画像の回転や拡大などができ、かなり作業がはかどった。

図9 画像編集アプリ「Adobe Photoshop」や動画編集アプリ「Adobe Premiere Pro」などを起動すると、サブ画面にはそれぞれの専用のコントローラーを表示する。機能の有無や配置をアプリでカスタマイズできる

コントローラー画面のボタンやダイヤルの配置、機能の割り当てなどは、自由にカスタマイズできる。設定を変えればAdobe Creative Cloud以外のアプリでも利用できる。

キーボードはキーストロークが浅めだが、押し心地は良い。キー配列も癖がなく戸惑うことはなかった。ただし、パームレストがないのは不便と感じた。広いテーブルに置いたときは問題ないが、狭いテーブルでは手の置き場がなく、キーを打ちにくかった。タッチパネルがキーボードの右側にあるのも独特だ。ただし、これはマウスを使うように手を右に動かせば済むので、さほど違和感はなかった(図10)。

図10 キーボードは癖がない配列で扱いやすい。ただし、パームレストがないため、狭い机とかでは打ちにくそうだ。タッチパッドは右側にあり、操作するにはホームポジションから手を動かす必要がある。だがマウスを操るような感覚で操作できるので、違和感はない

付属の折り畳み式スタンドを使うと、キーボードやサブ画面の勾配が3倍近くになり、より扱いやすくなる。薄いので、底面に取り付けても邪魔にならない(図11)。

図11 底面に取り付けるスタンドが付属。スタンドを取り付けると、キーボードやサブ画面の角度が3倍近くになるので、画面が見やすくなる

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2021年9月号掲載記事を再構成]

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