12位にランクインした伊藤沙莉も、名脇役として頭角を現した女優の1人。20年1月期のテレビアニメ『映像研には手を出すな!』に声優として主演したことでも注目を集めた。他の若手女優にはない落ち着いたハスキーボイスが持ち味で、「メルカリ」「TVer」など、6本のCMにも出演している。

スコアは小数点第2位で四捨五入。順位は第2位以下も含めて付けた。調査時期は2月なので長瀬智也はTOKIOと記載

女性芸人の新星多数

7位にはバラエティ番組ですっかりおなじみのフワちゃんがランクイン。ニホンモニターの「2020テレビ番組出演本数ランキング」によれば、20年のテレビ出演本数は330本。物怖じしないキャラクターと突飛な言動で、出演するたびに大きなインパクトを残した。

ジャンル別に見てみると、女優では総合でもトップ100入りを果たした浜辺美波(11位)、『妖怪シェアハウス』はじめ主演ドラマが3作放送された小芝風花(20位)らがランクインした。男優では仲野太賀が14位、吉沢亮が24位に。仲野太賀は20年には出演映画が7作公開、うち2作で主演を務めたほか、ドラマにも多数出演。『恋あた』では森七菜演じるヒロインに密かな恋心を寄せる役を好演した。

ジャニーズではA.B.C‐Zの河合郁人が9.2ポイント伸ばし13位に。東山紀之や嵐・松本潤といったジャニーズの先輩のものまねで注目を集め、バラエティ番組でブレイク。20年は約200本の番組に出演した。ジャニーズからは他にもKing&Priceの岸優太(17位)やSexy Zone佐藤勝利(23位)らがランクインしている。

芸人ではかまいたち、シソンヌ、3時のヒロイン、ハナコらも上位に入った。かまいたちとハナコは昨年も急上昇に名を連ねている。かまいたちは今年9.9ポイントスコアを伸ばして10位。現在はテレビだけで11本のレギュラーを抱えており、今後は総合トップ100にも入りそうな勢いだ。

15位のシソンヌは『LIFE!』や『有吉の壁』など、ネタ番組への出演を重ねて注目度を上げている実力派。18位の3時のヒロインは、19年末の『女芸人No1決定戦 THE W』で優勝し一気にブレイク。日本モニター「2020タレント番組出演本数ランキング」の19年と20年の出演本数比較では280番組増加となり、ぺこぱ、フワちゃんに次ぐ数となった。

(ライター 小沼理=かみゆ)

[日経エンタテインメント! 2021年7月号の記事を再構成]

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