スーツスタイルなら自信あり。でも休日の服は正直よくわからない……。そんな“カジュアル迷子”に陥っている大人は結構多いもの。無難に守るだけでなく、旬を正しく取り入れてお洒落(しゃれ)を楽しもう!
【Q】手持ちのシャツを新鮮に着たい
【A】アウター感覚で羽織ってみよう
大人になったら、シャツは裾をパンツにインして着るもの、という固定観念が長らくあったが、昨今はより自由に着る機運が高まっている。オックスフォードなどカジュアルな素材のものならTシャツの上からアウター的に羽織るのもアリだ。袖をまくるなどニュアンスを工夫して着こなしたい。
【Q】半袖シャツを着るとなんだか学生風になってしまわないか?
【A】長袖シャツを小粋に袖まくりしよう
大人向けのものも増えてきたとはいえ、やはり半袖シャツは若者然と見えがちなもの。クラシック好きなら、長袖を袖まくりして夏を乗り切りたい。加えて、ただまくるだけでなく左のようにさりげない洒落心を込めると小粋。慣れれば簡単なので、ぜひ練習してみてほしい。
【Q】軍パンを上品にはくコツは?
【A】ジャケットに合わせれば安心
軍パンがはやりだからといって、Tシャツに合わせると武骨すぎて品を欠く場合も。ジャケットスタイルで取り入れるのが安心だ。80年代にルーツをもつ合わせゆえ、“わかってる”感も演出できる。
【Q】ワイドパンツってだらしなく見えない?
【A】ワイドテーパードならゆるくてもすっきり
ドレスパンツブランドもワイドシルエットを提案するなかで、そろそろ自分も……と入門を考えている方も多いことだろう。しかし、裾まで幅広なワイドストレートはヤケドの恐れあり。上のように、ワタリは太くても裾がすぼまったテーパード型が入門に最適だ。ワイドパンツ特有のくつろぎ感とドレッシーなスッキリ感を併せ持つため、手持ちのトップスともすんなりなじむだろう。