「いつ食べるか」を重視 食事管理アプリの活用術

(写真はイメージ=PIXTA)
日経トレンディ

食習慣の改善に、強い味方になるのがスマートフォンで簡単に食事の記録ができる「食事管理アプリ」だ。「何を食べるか」にも増して「いつ食べるか」を重視する「時間栄養学」の理論に合わせて、食事管理アプリを利用する鉄則は3つある。

まず、毎食必ず料理写真を撮影しておくこと。毎食後すぐ記録するのがベストだが、時間がなかったときなどに後から画像解析にかけられる。

次に、必ず正確な食事時間を記録すること。記録を行った時間ではなく、食事をとった時間を自分で任意に設定できるため、記録の調整は忘れずにしておきたい。

それと関連して最後に、理想の食事時間にきちんと食事がとれているか数日ごとにチェックすること。正確な時間が記録されていれば、まとめて振り返り、反省に役立てられる。

食事管理アプリ活用の基本的な流れを、asken(東京・新宿)が提供する「あすけん」を用いて伝授する。

朝食の記録だけは絶対に忘れない

時間栄養学で最も大切なのは朝食だ。あすけんは1日に1回入力忘れ防止の通知が出せるため、事前準備として毎日の朝食時間にセットしておき、朝食の記録だけは絶対に忘れないようにする。

食事の記録方法は、料理写真を画像解析にかけるだけでいい。実際に食事記録を2週間続ける中で、ベトナム料理を食べたとき以外は画像解析でほぼ正しいメニュー名が表示された。仮に、解析後1回目に表示されたものが違っても、そのメニュー名をタップすれば第3候補くらいまで表示され、大体はその中に正解がある。それでもない場合はデータベースから手入力で検索する。これを毎食繰り返していく。

今回使用した食事管理アプリ「あすけん」

時間栄養学の考えに沿うと、朝食ではたんぱく質、糖質がしっかり取れているか確認しておく必要がある。あすけんの有料版では、記録後に栄養素の分析結果が毎回表示されるため、これを活用してチェックするといい。昼食時には何を食べても特段問題はないとされているが、夕食を控えめにするためにも、糖質、カロリーがこの段階で1日の適正量に近づいているか確認しておくといいだろう。あすけん有料版では毎食後、不足栄養素を補うお薦め食材が提案されるため、これをチェックしておくのも手だ。

きちんと良い記録が取れていたら、夕食の食べ過ぎに歯止めが効くかもしれない。ただ、夕食時も睡眠時間を考えて、たんぱく質を取ることは意識したい。

それでは、あすけんを実際に使ってみよう。

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Step1:通知を朝に設定
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