全車にマイルドハイブリッド搭載

搭載される2種類のeTSIマイルドハイブリッドシステムは、1.0Lの3気筒ターボ「1.0eTSI」と、1.5Lの4気筒ターボ「1.5eTSI」という2つのガソリンエンジンに、48Vのマイルドハイブリッドシステムと、7速デュアルクラッチギアボックス(DSG)を組み合わせたもので、駆動方式は前輪駆動のみ。

1.0eTSIのモデルは最高出力110ps、最大トルク200Nmを発揮し、燃料消費率は世界統一試験サイクル(WLTC)モードで1リットル当たりト18.6キロメートル。上位グレードの1.5eTSIエンジンのモデルは最高出力150ps、最大トルク250Nmで、燃料消費率は同モードで1リットル当たり17.3キロメートルとなっている。

48Vマイルドハイブリッドシステムに備える電気モーターの性能は最高出力13ps、最大トルク62Nmを発揮し、発進や加速がスムーズになる。また電気モーターは、発電機とセルモーターの役割も担う。もちろん、エネルギー回生を行うので、燃費向上にもつながる。

グレードは従来の「Trendline(トレンドライン)」や「Comfortline(コンフォートライン)」「Highline(ハイライン)」ではなく、「Active Basic(アクティブ ベーシック)」「Active(アクティブ)」「Style(スタイル)」「R-Line(R ライン)」の4種類となった。最もシンプルで価格も安い「アクティブベーシック」は、装備こそ一部簡素になるが、衝突被害軽減ブレーキや全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール、同一車線内全車速運転支援機能「トラベルアシスト」、緊急時停車支援システム「エマージェンシーアシスト」なども標準で装備している。

VW広報担当者は「アクティブベーシックは単に価格を抑えるためのエントリーグレードではない。十分に選んでもらえる内容を備えている」と話す。他グレードに用意される純正メーカーオプションのナビゲーションシステムは選択できないが、AppleCarPlayやAndroid Auto対応のインフォテイメントディスプレーなど、必要なものは装備している。あくまでも「VW(国民車)」の意にたがわぬ、買いやすいゴルフを販売しようという姿勢がうかがえる。

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