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賀来と山崎のW賢人が躍進、女優は浜辺美波が急上昇

51位以下では、星野源と『MIU404』でダブル主演を務めた綾野剛が147位から53位へ、『半沢直樹』に出演した賀来賢人が170位から68位へと、ともに100近い上昇を果たしている。賀来賢人は、20年は『今日から俺は!!劇場版』『新解釈・三國志』などのヒット映画にも出演しており、コメディからシリアスまで多彩な役柄を演じ分けた。10社のCMに起用されているなど、好感度の高さでも存在感を放っている。

【タレントパワー総合TOP100の見方】スコアの表示は、小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めているため、同得点でも異なる場合がある。19年、20年の順位は各年2月調査のもの

男優では、87位の山崎賢人も躍進した1人。20年は又吉直樹の小説が原作の映画『劇場』や、Netflixの配信ドラマ『今際の国のアリス』で主演を務めた。『今際の国のアリス』は1月に世界の視聴世帯数が1800万人を突破し、シーズン2の製作も発表されている。

女優では55位の浜辺美波の急上昇が目立つ。20年は7月から放送された横浜流星とダブル主演の『私たちはどうかしている』ほか3作のドラマで主演を務め、CMもNTTドコモほか9社に出演。昨年238位からのジャンプアップも納得の活躍だった。他には、20年10月期の『七人の秘書』や21年1月期の『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』などドラマへの出演が続いた菜々緒が99位に入った。

アーティストではあいみょんが323位から66位へ。20年はアーティストにとってはライブなどが制限される苦しい1年だったが、ドラマ『私の家政夫ナギサさん』に主題歌として提供した『裸の心』がヒット。この曲で2度目の紅白歌合戦出場も果たし、スコアが右肩上がりとなっている。

芸人では、19年末からコンビ活動を再開したアンタッチャブルが172位から73位へ大幅ランクアップ。21年4月時点でレギュラー番組8本を数える小峠英二(バイきんぐ)も148位から89位と大幅に順位を上げた。

(※)本文中の視聴率はビデオリサーチ関東地区のデータ。平均視聴率は編集部調べ

【調査方法/ランキング作成方法】
[調査概要]アーキテクト「タレントパワーランキング」調査(株式会社アーキテクト/http://tpranking.com/)からデータを入手[調査方法]WEB・FAX調査[実施時期]年4回(2月・5月・8月・11月)[調査地域]東京・千葉・埼玉・神奈川[調査対象]タレントを一部入れ替えながら毎回約1200組を調査[回答者]アーキテクトの登録モニターより4400人を抽出(調査タレントを4グループに分割。10歳から59歳まで5歳きざみで男女それぞれ50人を抽出。60代は男女それぞれ50人抽出)。

●タレントに関する質問項目
A.各タレントの認知について、次の3段階から1つ選択してもらった。
(1)名前も顔も知っている(2)名前は知っているが、顔は思い浮かばない(3)このタレントを知らない
B.設問「A」で「(1)名前も顔も知っている」と回答したタレントに対して、「そのタレントがテレビ・映画・雑誌・DVDなどに出ていると関心があるか(見たい・聴きたい・知りたい)」を、次の4段階から1つ選択してもらった。
(1)とても見たい・聴きたい・知りたい(2)見たい・聴きたい・知りたい(3)見たくない・聴きたくない・知りたくない(4)まったく見たくない・聴きたくない・知りたくない


●認知度、関心度、タレントパワースコアの算出方法
認知度:質問Aで、「(1)名前も顔も知っている」と回答した人の割合(%)。
関心度:質問Bで、「(1)とても見たい・聴きたい・知りたい」か「(2)見たい・聴きたい・知りたい」と回答した人の合計値(%)。算出母数は質問Aで「(1)名前も顔も知っている」と回答した人の数。
タレントパワースコア:「認知度」と「関心度」を掛け合わせた値。そのタレントに、どれだけの人たちが引きつけられているか、「人気度」を示す指数。タレントが人々を引きつける力(=タレントパワー)の指標とした。具体的には、「認知度」に「関心度」の加重ポイント(「(1)とても見たい・聴きたい・知りたい」に「(2)見たい・聴きたい・知りたい」の1/3を加えた合計値)を乗じて算出した。

※上記方法で算出した2021年2月時点でのデータを2021年版、20年2月時点でのデータを2020年版としている。タレントパワースコアは小数点第2位で四捨五入。順位は小数点第2位以下も含めてつけた。

(ライター 小沼理=かみゆ)

[日経エンタテインメント! 2021年7月号の記事を再構成]

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