シュラフ+マット・コット:より快適に眠れる必携4選

テント泊ではシュラフが必須だ。布団に近い寝心地の「封筒型」と、体の形によりフィットする「マミー型」の2種類がある。コンパクトに収納できるので、徒歩やバイクでのキャンプに向くのはマミー型だ。シュラフは災害時に、車内や避難所で寝る場合にも役立つので、誰でも持っておくほうがいい。

◆ベースキャンプ スリープシステム(スナグパック)
2枚重ねの封筒型シュラフ 全季節に対応できる
2枚を同時に使えば真冬でも暖かく寝られる

スナグパックの「ベースキャンプ スリープシステム」は、アウターとインナーの2枚を重ねて連結できる封筒型のシュラフ。シュラフには寒さに弱い人でも眠れるとされる「快適温度」があるが、2枚使用時にはそれがマイナス12度。真冬でも使える。快適使用温度が異なるアウターとインナーは単体でも使えるので、1年中対応できる。20年10月発売。実勢価格1万5180円(税込み)。

アウターが薄めで、インナーが厚め。ファスナーをすべて開放すればダブルサイズの掛け布団になる
◆シームレス ダウンハガー800#3(モンベル)
特徴的な構造でより暖かく 羽毛を使ったダウンシュラフ
糸を張り巡らせる構造で 冷気も防ぐ

モンベルの「シームレス ダウンハガー800#3」は、羽毛が詰まった21年新作のダウンシュラフ。特徴的なのが、羽毛の偏りを防ぐために袋の中を壁で仕切る構造を採用せず、くもの巣のように糸を張り巡らせる構造になっていること。そのためダウンが膨らみやすく、縫い目から侵入する冷気を防ぐのでより暖かい。実勢価格3万3000円(税込み)。

持ち運び時はコンパクトに。背の高い人や女性向けモデルもある

また、シュラフだけでは地面のデコボコや熱・冷気が背中に直接伝わるので眠りづらい。快適な睡眠を得るには、マットも併せて用意する。さらに寝心地を良くしたいなら、選択肢になるのがコット(簡易ベッド)。地面と空間ができるため、その上にシュラフを設置すればより快適だ。

◆WAQ キャンプマット 1人用(WAQ)
片面がアルミ加工されたマット 季節に応じた使い分けが可能
アルミ加工の面は温かく過ごせる

WAQの「WAQ キャンプマット 1人用」は、片面にアルミ加工を施したマット。その面を上にして使えば体温が反射するので、暖かく使える。逆に夏はアルミ面を下にすることで、地面の熱を遮断させて暑さをしのぐといった具合に、季節に応じて使い分けることで快適に過ごせる。重さは約480グラム。車中泊でシートの段差が気になるときにも役立つ。実勢価格4580円(税込み)。

表面の凹凸加工で、快適な温度を保つ。コットと併用するとより快適
◆コット(スナグパック)
軽量と強度を両立 寝そべっても安定感があるコット
ポール4本で体を支える

スナグパックの「コット」は、2.2キログラムと軽いのが特徴。収納時は直径18センチメートル、長さ38センチメートルの筒形になるので持ち運びやすい。軍用品も手掛ける英スナグパック製だけに、耐荷重が120キログラムと大柄な人でも使える。コットは一般的にポール3本を取り付けることが多いが、これはポール4本を使用するので、安定感がある。実勢価格2万1780円(税込み)。

コンパクトに持ち運べる。高さは12センチメートルとやや低め。天井高が低いソロテントに入れやすい

(文 ライター 岡本ゆかり、写真 古立康三、岩田慶=fort)

[日経トレンディ 2021年7月号の記事を再構成]

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