オリジナルアプリでスポーツを測定

GSW-H1000はWear OSをG-SHOCKシリーズで初めて搭載した。Googleマップを使ったり、通話の着信通知を受けたり、話しかけてGoogleアシスタントによる音声操作をしたりできるほか、様々なWear OS用アプリをインストールして利用できる。

これまでG-SHOCKシリーズにもスマホと連係してスポーツのデータを計測したりメールなどを通知したりできるモデルはあったが、スマートウオッチ用アプリをインストールすることはできなかった。G-SHOCKは好きでも、スマートウオッチ用アプリを使えないことに不満を感じていた人にアピールできそうだ。

しかし一番の注目は、GSW-H1000用にカシオが開発した、この製品でしか使えないオリジナルアプリだ。スポーツ向けアプリのほか、方位計や高度計、心拍計や地図など多くのアプリが用意されている。

操作ボタンは正面から見て右側面に3つ並んでいるが、一般のWear OS用アプリを呼び出すボタンとオリジナルアプリを呼び出すボタンは別々になっていて、オリジナルアプリを呼び出しやすくなっている。操作性を高めるとともに、カシオがオリジナルアプリをGSW-H1000の大きな売りとしていることがうかがえる。

側面のボタンと画面へのタッチで操作する。右側の3つのボタンのうち、中央が一般のWear OS用アプリを呼び出すボタンで、下がカシオのオリジナルアプリを呼び出すボタン。押すと、オリジナルアプリの選択画面が表示される

スポーツ向けアプリは様々なアクティビティーに対応している。ランニング、ウオーキング、スイミングといった定番に加えて、ロードバイク、スキー、サーフィン、トレッキング、フィッシング、カヤックなど15種類のアクティビティーと24種類の屋内ワークアウトの測定に利用できる。測定データは、カシオのG-SHOCK向けアプリに転送して蓄積できる。

アクティビティーの中からウオーキングを選んで使用してみた。GSW-H1000はGPS(全地球測位システム)のほかに高度、気圧、加速度、心拍などを測定するセンサーを搭載し、運動中のデータを細かく把握できる。ウオーキングでは歩数、距離、経路や消費カロリーに加え、歩くペースやピッチなども記録できる。アプリに記録を積み上げていくだけでもやる気がアップするが、運動後に記録をチェックすることで、次はどこに気を付けて運動すればいいのかといったことを考えるきっかけになる。

運動中のデータはその場で確認できる(撮影:湯浅英夫)
スマホ用アプリで細かいデータや移動経路などを確認できる

使って感じたのは、やはり頑丈さからくる安心感だ。運動中に擦れたりぶつけそうになったりしてしまうことが度々あったが、「このスマートウオッチなら壊れない」という信頼があるため、腕の振りの大きさなどを気にすることなく体を動かせる。

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