ビジュアル解説 Windows 10のソフト障害とその対策起動しないパソコンを復旧するワザ(上)

2021/7/27
起動しないパソコンの復旧作業は大工事になる(写真はイメージ=PIXTA)

ある日突然「パソコンがまったく起動しない」という事態に陥ったら、一度冷静になって現在のパソコンの状態を把握しよう。パソコン自体が壊れているハード的な障害もあるが、ソフト的な障害もある。例えば電源ボタンを入れて、パソコンの起動画面は表示されたものの、ウィンドウズ10の起動画面が表示されない、あるいは表示されてもその後のサインイン画面やデスクトップ画面にたどり着かないといったケースだ。そうした際の対策について、ここではビジュアルで解説する。

【記事本編はこちら】Windows 10のソフト障害 頼みの綱は「回復環境」

図1 回復環境は、ウィンドウズ10が起動しない状態に陥ったときに、各種修復機能を実行するための機能だ。その「詳細オプション」から各種修復機能を実行できる。回復環境は自動修復で直らなかった場合や、回復ドライブや新規インストールUSBメモリーからも起動できる
図2 回復環境では上記の各種修復機能を実行できる。起動しないときは「スタートアップ修復」や「コマンドプロンプト」「更新プログラムのアンインストール」を実行し状況が変わるか試す。それでも起動しない場合は、「システムの復元」や「このPCを初期状態に戻す」で正常時に戻す

2回起動失敗で自動修復、それでもダメなら回復環境

図3 ウィンドウズ10は2回起動に失敗すると、3回目の起動時に自動修復を実行する。自動修復はシステムファイルのチェックや修復などで復旧を試みる
図4 自動修復を実行してもウィンドウズ10を起動できない場合、画面のようなエラー画面を表示する。ここで「詳しい修復オプションを表示する」を選ぶと、回復環境が起動する

図5 回復環境が開いたら「トラブルシューティング」(1)の、「詳細オプション」を開く(2)。図1の画面が表示され、各種修復機能を実行できる
図6 エラーや注意が表示されて起動できない場合、あらかじめ作成しておいた「回復ドライブ」を使い起動する
図7 新規インストール用のUSBメモリーでも、回復環境を起動できる。回復環境を開くには2番目の画面で「コンピューターを修復する」を選ぶ

Cドライブの暗号化を解除

図8 ウィンドウズ10プロでシステムドライブがBitLockerによって暗号化されている場合、回復環境の一部作業を実行すると回復キーを求められる。別のパソコンやスマホなどでマイクロソフトのページを開き、該当する回復キーをメモしておき入力する

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2021年8月号掲載記事を再構成]

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