もし、図4のようなエラー画面が表示されない場合、事前に作成した回復ドライブから起動する(図6)。図5右の画面が表示されるので、同様に詳細オプションを開く。もし、事前に回復ドライブを作成していなければ、別のパソコンで新規インストール用のUSBメモリーを作成し、それから回復環境を起動する(図7)。

図6 エラーや注意が表示されて起動できない場合、あらかじめ作成しておいた「回復ドライブ」を使い起動する
図7 新規インストール用のUSBメモリーでも、回復環境を起動できる。回復環境を開くには2番目の画面で「コンピューターを修復する」を選ぶ

Cドライブの暗号化を解除

ウィンドウズ10プロを搭載するパソコンの場合、BitLockerと呼ぶ機能でCドライブを暗号化していることがある。その場合、修復機能を実行する前にCドライブの暗号化の解除を問われるので、解除できる回復キーを事前に調べておく。BitLockerの回復キーは、ウィンドウズ10をMicrosoftアカウントで利用していればクラウドに保存されているので、別のパソコンやスマートフォンでそれを参照する(図8)。

図8 ウィンドウズ10プロでシステムドライブがBitLockerによって暗号化されている場合、回復環境の一部作業を実行すると回復キーを求められる。別のパソコンやスマホなどでマイクロソフトのページを開き、該当する回復キーをメモしておき入力する

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2021年8月号掲載記事を再構成]

MONO TRENDY連載記事一覧