得意な英語を生かし、在学中は外資系企業などでインターンを経験。新卒でアクセンチュアの門を叩き、猛烈なコンサル企業で3年あまり“修行”を重ねた。「とにかく多忙だったが、いわゆるローパフォーマーだった」と振り返る。

楽天でデータ分析に開眼、DX化の波に乗る

データ分析に開眼したのは楽天(現・楽天グループ)に転職した後だった。企画部門に配属され、データ基盤とビジネスをつなぐミッションを担い、データ分析の重要性に気づいた。文系出身なので高度な数学は履修しておらず、統計を基礎から勉強し直した。KPMGに転職後もデータ分析力を磨き、顧客に真摯に寄り添うコンサルとして徐々に頭角を現した。

ビジネスの解題解決につなげる「データコンサル」になるのは至難の業だ

ちょうどその頃、DX化の波が日本に一気にやってきた。メディアは「データの世紀」と訴え、データサイエンティストがもてはやされる。一方、企業の経営陣は膨大なデータの前で立ちすくむばかりだ。

例えば広告代理店の場合、あるネット広告が何人に読まれ、男女比や地域別の年齢構成比などを分析することは簡単できる。しかし、そんな数字の羅列した表を見ても、大半の担当者は頭を抱えてしまう。そこで永田さんは、データを視覚化し課題解決策につなげる技を磨いた。データを分かりやすくビジュアル化して課題を探り当て、効果的なデジタルマーケティングなどの解決策を提案するわけだ。

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創業後2年で顧客は30社以上に
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