2021/6/28

トップストーリー

使い込んだ鉄製の釜で焼く「ピッツァ マルゲリータ」

キッチンには使い込んだ鉄製の窯があり、焼きたてで提供するナポリ風ピザもオープン時からの人気メニュー。粉から手打ちしている生地は、気温に合わせてイーストの量を細かく調節してモチモチに仕上げている。

自慢の生地のおいしさを最大に味わえるのが、ナポリピザの代表「ピッツァ マルゲリータ」。酸味のきいたさわやかな味わいのトマトソースが生地の自然な甘みを最大限に引き立てている。生地の塩加減もほどよく、ソースがかかっていないふちの部分の最後のひと口まで、しみじみおいしいと感じるピザだ。

取材日の「本日のロースト 3種盛り」は「美桜鶏のむね肉」、「アンガスビーフのザブトン」、「イタリア産ドルチェポルコの肩ロース」

「うちの店に来たらぜひこれを食べてほしい」と荒木さんが強く推すのが、「本日のロースト 3種盛り」。

左から「美桜(みおう)鶏のむね肉」、「アンガスビーフのザブトン」、「イタリア産ドルチェポルコの肩ロース」だ。

それぞれを40分~50分かけて低温でゆっくりローストし、最後にグリル板で温めて提供する。

天然糖質を配合した飼料で育てた「美桜鶏」は、臭みがいっさいなく、ジューシーな肉質。濃厚でしっかりしたうま味、シルクのような舌ざわりと軟らかさがあり、かみ心地が抜群だ。

赤身にほどよくサシの入った軟らかい肉質が特徴の「アンガスビーフ」。その中でもザブトンは、肩ロースの中で最もサシがしっかり入っている希少部位。さっぱりしているのに、かめばかむほどうま味が湧いてきて、ずっとかみ続けていたくなる。

「イタリア産ドルチェポルコ」は長期間肥育した豚。「ドルチェ」はイタリア語で「甘美な」「優しい」などの意味があり、「ポルコ」は「豚」。その名のとおり赤身肉の甘みが濃く、融点が低く口どけのいいさっぱりした脂身とのバランスが素晴らしい。