SKY-HI オーディションへの1億円出資と決断する覚悟連載 SKY-HI「Be myself, for ourselves」(5)

日経エンタテインメント!

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AAAのメンバーでもあるSKY-HI(日高光啓)によるオーディション「BMSG Audition 2021 -THE FIRST-」。新しいボーイズグループを誕生させるべく、立ち上がったオーディションは現在、4次審査が進行中。本オーディションを扱うテレビ番組などでは6月18日の放送・配信で15人から3人が脱落、12人に絞り込まれた。番組はHulu(本編)と『スッキリ』(本編ダイジェスト版)、さらにBMSGの公式YouTubeチャンネルでの無料配信も行われている。最終メンバー5人の枠に向けて、ますます視聴者の熱量も高まっており、新たなエピソードが出るたびにTwitterのトレンドに関連ワードが並ぶ。

SKY-HI(日高光啓)は新しいボーイズグループ結成のためにオーディションを開催している(写真:上野裕二)

番組の見どころの1つは、才能あふれるオーディション参加者たちがダンスや歌のみならず、作詞・作曲・振り付けまでを手掛けること。アーティストとしての資質を重視するSKY-HI独自のポリシーが背景にある。THE FIRSTの選考基準は実にシンプル。SKY-HIの“独断と偏見”だ。彼は何を基準に人を選ぶのか。今回はその決断の裏側に迫る。

「“自分の独断と偏見で決める”という部分は1番大事にしているところ。そこを忘れないで進めていくことを、常に自分に言い聞かせています。何かを選択するときって、つい無意識にバランスを取ってしまいがちだけれども、それを忘れること。僕が今、THE FIRSTをやっている目的は明確で、まず、自分が旗を振って“世界を本気で狙うボーイズグループ”を作ること。そして、そのグループの“年内デビュー”を目指すことです。

番組的に言えば、たぶん落としたくない子っていると思うんですよ。例えば、人の興味を引く経歴を持っていたり、ルックスがちょっといいとか。それもすごく分かる。もちろん、番組そのものを盛り上げることもミッションの1つですから。でも、最終メンバーに残る可能性が低いなら、その子たちは残すべきではないんです。僕が目指している目的地とずれた選択になってしまうから。それよりも、将来すごく伸びる可能性がある子を選ぶほうが正解なんです。

正直、スタッフや知人など、様々な人からの意見やアドバイスはとてもありがたいのですが、あくまで参考程度にとどめて、ともかく、自分がTHE FIRSTを通して何を実現したいのか、そこを忘れないことでしか、このプロジェクトは成功できないと思います」

オーディションの放映が発表された際、「SKY-HIが自腹で1億円」を出したことが話題になったが、その出資も“独断と偏見”を実現するためのものだ。

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