コロナ下、副業・転職で収入UP 4人の成功のコツは

2021/6/30
テレワーク時代に収入が増えた人の秘密とは?(写真はイメージ=PIXTA)
テレワーク時代に収入が増えた人の秘密とは?(写真はイメージ=PIXTA)
日経ウーマン

テレワークが広く定着した昨年から、残業の規制などで収入が減ったという人も多いはず。そんななか、できた時間で副業を開始したり、キャリアを生かした転職をしたりすることで、収入が上がったという人も。どんな行動や努力が収入をアップさせたのか。そのヒミツに迫ります。

今は、理想の収入や生活を考え直すチャンス

コロナ禍による働く環境の変化で、収入に影響があったという人も多いはず。日経WOMANが2021年2月に実施したアンケートでは、約23%が過去3年間で「収入が増えた」、約26%が「減った」と回答した。その理由を見てみると、本業の収入が増えた人の約16%が転職や独立を経験。また、収入が増えた人の約14%が、副業によるものと答えた。

アンケートは2021年2月、日経WOMAN公式サイトで実施。有効回答538人、平均年齢41.6歳。2割以上が「収入が増えた」と回答

「お金と時間の使い方ががらりと変わった今は、自分が本当に理想とする収入や生活を考え直すいい機会」と、キャリアアドバイザーの藤井佐和子さん。

「昇進・転職・副業、どの手段を選ぶにせよ、短期的な収入アップにばかりとらわれてはダメ。その経験が、将来の自分のキャリアにいい影響を与えるのかを見極めることが大切です」。

収入UPの手段 その1【昇進・昇給】長期スパンでの挑戦が必要

収入アップの手段のひとつが、現在働いている会社で「昇進・昇給」を目指すこと。ただし、「日本企業の給与体系は年功序列の要素が強く、昇進イコール昇給とは限らない。思い描くキャリアにつながるかという視点で、少し長いスパンで考えてみて」。

収入UPの手段 その2【転職・起業】うまくいけば、収入大幅アップも

「同じ業種でも、業界で収入は異なる。また、同じ業界でも日本企業と外資系とでは大きな差がある。そこを見極めて転職し、収入が上がったという人も」。また、起業・独立も収入アップの手段だが、必ずしも安定収入が得られるとは限らないというデメリットも。

収入UPの手段 その3【副業】早く、手軽に収入アップしたい人に

短期間で確実に収入をアップできるのが「副業」のメリット。オンラインツールの普及で時間や場所の自由度が大きくなり、需要・供給ともに急増している。「40代以降の人は、定年退職後を見据えて、副業でキャリアを積んでおくという手もあります」。

藤井佐和子さん
キャリアアドバイザー。総合人材サービス企業にて、転職支援チームを立ち上げ、数多くの転職を支援。独立後は、延べ1万3000人以上のキャリアカウンセリング、企業の人材育成支援などを行う。
次のページ
派遣社員から正社員へ、主任職に昇進し収入もやりがい