ベンツのコンパクトEV「EQA」 セカンドカーに魅力的

2021/7/11
メルセデス・ベンツEQA250(FWD)
メルセデス・ベンツEQA250(FWD)
webCG

電気自動車のラインナップ強化にいそしむメルセデス・ベンツから、コンパクトSUVタイプの新型車「EQA」が登場。取り回しのしやすさや、デイリーユースでの使い勝手のよさなどがうたわれるニューモデルの仕上がりを報告する。

拡充が進むメルセデスのEV

ダイムラー製の乗用車として長らく使われている「メルセデス・ベンツ」というブランドだが、現在その直下にある市販車は、エンジンを積んだモデルの、しかも一般的なグレードにかぎられる。AMGが手がけるスポーツモデルは「メルセデスAMG」、ハイエンドなラグジュアリーモデルは「メルセデス・マイバッハ」、そして今回のEQAを含めた専用開発のEVは「メルセデスEQ」というサブブランドで販売されている。

そのメルセデスEQとしては、EQAは3番目の市販商品ということになる。ちなみに第1弾は日本でも販売中の「EQC」で、第2弾が「Vクラス」ベースで日本未導入の「EQV」だ。で、さる2021年4月15日に「Sクラス」に相当するセダンの「EQS」が第4弾として発表された。

最新のEQSはメルセデス初のEV専用プラットフォーム車だそうだが、それまでの3台はすべて既存のメルセデス・ベンツがベースである。このEQAはご想像のとおり、プラットフォームや上屋構造、そしてインテリアデザインなどをコンパクトSUVの「GLA」と共有している。

今回発売されたEQA250は、EQAのなかでもベーシックな位置づけとなるモデルで、駆動レイアウトもFFである。つい先日の2021年5月5日には、よりパワフルな2モーター4WDの「EQA300 4MATIC」と「EQA350 4MATIC」について、本国での受注を開始している。

2021年4月に日本で発売されたばかりの「メルセデス・ベンツEQA」。コンパクトSUV「GLA」をベースに開発されたEVである。
インストゥルメントパネルまわりの設計は、ベース車と基本的に共通。ディスプレイの表示内容や、助手席側ダッシュボードの専用装飾パネル、ローズゴールドの空調吹き出し口などに、ちがいが見られる程度だ。
車名こそ「メルセデス・ベンツEQA」だが、同車(というか同車を含むメルセデス・ベンツのEVはすべて)は、EV専門のサブブランドであるメルセデスEQのラインナップとなる。
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