Men's Fashion

ビジカジ、キリッと完成 洗えるスーツと楽なシャツ

トレンド

「きちんと快適」仕事服のコツ(3)

2021.6.21

MEN'S EX

いまから実践したい、半年先までの仕事服を厳選。共通するのは、「きちんと見えて、快適に過ごせる」をキーワードとする8つのコツだった。




賢い人こそ「ストレッチシャツ」を選ぶ

快適な着心地と持ち運びに便利なストレッチ性を備えた商品は、近年、特に進化を遂げている。各ブランドが次々に新商品を発表している機能性スーツに加え、この春注目しておくべきなのが、ストレッチ性を備えたドレスシャツだ。ジャケットがストレッチしても、インナーのシャツがそれに追随できなければ、せっかくの快適性も半減してしまう。

しかも、直接肌に触れるものだからこそ、着心地にはしっかりこだわりたい。伸縮性や吸湿性に優れたジャージー素材は抜群の着心地を約束してくれるはずだ。国内外の注目モデルをここに集めた。

MARIA SANTANGELO(マリア サンタンジェロ)

シャツの名門が提案する抜群の着心地シャツ

コットン78%にナイロンとポリウレタンを混紡した3者混紡のジャージーシャツ。イタリアの名門、アルビニ社製のストレッチ混生地で、肩周りや肘などの曲げ伸ばしが楽で、可動域が抜群に広い。通常ラインより多く、5ヶ所がハンド仕様になっている。モードな雰囲気の色ながら、ワイドカラーの襟元が軽快な雰囲気を演出してくれる。3万800円(meSTORE)

AZABU TAILOR(麻布テーラー)

イタリアで仕立てたジャージー素材が◎

上質なドレスシャツを扱うファクトリーで縫製したドレスジャージーシャツ。麻布テーラーらしい、ドレスシャツ同様の仕立てや芯地を採用した本格仕立てが特徴的だ。イタリア・カンクリーニ社で編み上げたジャージー素材は、光沢としなやかな伸縮性を兼ね備えているので、オン・オフ問わず様々なシーンで着用が可能だ。2万350円〈オーダー価格〉(Y&Mプレスルーム)

CONNOLLY(コノリー)

エレガンスをまとった快適の最上級

すっきりとシャープなシルエットが際立つこちらは、希少なギザコットンを使用したジャージー素材。軽快なカッタウェイカラーで仕立て、スクエアカットの裾口に施されたブランドロゴの刺しゅうがアクセントに。程よくストレッチが効き、肩や腕の曲げ伸ばしも非常にスムーズだ。高級車のインテリアで培ってきたエレガンスが感じられるフィットも魅力。7万4800円(キャンディー)

PAUL STUART(ポール・スチュアート)

ゆとりある大人の最適ストレッチBD

米国的な雰囲気がありつつも、襟先にかけて絶妙にシェイプの利いたラインが魅力のコットンストレッチシャツ。バランスよい襟のロールで、後ろ身頃には背ダーツはなく、袖もスマートさを意識したラインに。さりげないサテンストライプが一枚でも存在感を醸し出す。春先の爽やかな雰囲気作りに一役買ってくれる。1万9800円(ポール・スチュアート 青山本店)