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井手上漠さん ジェンダーレスに生きる活力、SNSから

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NIKKEI STYLE

日経 X woman

「かわいすぎるジュノンボーイ」として注目され、ジェンダーレスに活躍する井手上漠さん。ツイッターでは37万人、インスタグラムは39万を超えるフォロワーを持ち、SNS世代から絶大な人気を得ている。4月20日に出版した初の書籍「normal?」では、身体は男性だが、心は男性でも女性でもあると、自身のジェンダーに悩んだ過去を明かしている。「自分らしく生きる」と決めた井手上さんの半生を振り返ってもらった。

「私の存在が不思議」だから注目されている

日経xwoman編集部(以下、――) SNSではたくさんのフォロワーがいて、若い世代を中心に支持されていますね。ご自身の人気についてどう分析されていますか?

井手上漠さん(以下、井手上) SNSはテレビ番組に一度出演してから一気にフォロワーが増えました。ジェンダーレスであるという私の存在が不思議なのかなと思います。

皆さんからどう見られているのかが分からないので、エゴサーチもやっています(笑)。気になって精神的につらくなることもあるので、してはいけないとは思っているのですが。 でも今は自分をもっと知りたくて。ジェンダーレスとして活動している自分がどう見られているのか。いろいろな意見を取り入れたいんです。実際に取り入れるか取り入れないかは私が決めるんですけど。SNSでの皆さんの意見がすごく活力になるんです。

―― SNSでは批判的な意見もあります。

井手上 厳しい意見もありますけど、全て受け止めることはしないように取捨選択はします。時には逃げるのも強さと考えます。都合よく、ポジティブに考える事も大切かと。例えば、私は占いを都合よく使います。何かいいこと言われたら信じるけど、悪いと言われたら信じない。今はそれでいいと思うんです。

それにSNSでの数にあまり固執しすぎないようにもしてます。フォロワー数がすべてという考えは持っていません。誰か好かれるためというよりは、この写真いいなと思ったら、「インスタにあげよ!」という感じで続けていますね。気ままにやっています。

男性と女性の「間」を取りたい

―― 井手上さんは「かわいすぎるジュノンボーイ」としても注目されています。普段から体について、意識していることはあるのですか?

井手上 ストレッチを頑張っています。私は身体が男性なので、筋肉や骨の付け方はやはり女性とは違うんです。でも身体が男性に寄りすぎてしまうのは、私は違うと思っているし、かといって、女性に近づきたいというのも違うので、その間を取るっていうのがすごく難しいところです。

何もしなくても、勝手に筋肉がつくこともあるんです。ストレッチをして体内の毒素を流したり、代謝をアップさせたりして、細身の身体をキープしています。

―― 食事にも気を付けていますか?

井手上 食事は基本的におなかがすいたら食べるんです。お菓子も食べますし、我慢はしません。でも母から、「今はそう言っていられるけど、年齢を重ねると食べた分だけ、脂肪になって身体に付くんだよ」って言われます(笑)。

―― メイクはどのように学ばれたのですか?

井手上 ほとんど独学です。YouTubeを見て学びました。いろんな人のメイク動画を見て自分に合うものを研究しました。最初はファンデーションの前にベースを塗るっていう基本も知らなくて(笑)。そこから勉強しました。

少年の主張での受賞、ジェンダーレスに生きる転機に

―― 現在は、ジェンダーレスな存在として活躍されていますが、つらい時期もあったようですね。ツイッターの投稿のトップには中学生の時に参加した少年の主張大会のスピーチの内容がありますが、悩んだ過去がつづられていますね。

井手上 少年の主張大会で私は全国で2位の文部科学大臣賞を受賞しました。そこで人生が変わったんです。でも、それまでは本当につらかった。あの頃に戻りたいとは思いません。

小学校に入学した頃は髪の毛も伸ばしていましたし、服装も女の子の服を着ていました。でも小学校5年生になると、学校で着替えをするとき男女別の教室に分かれるようになりました。私が仲良くしていたのは女の子。だけど、着替えは男子と一緒。やはりすごく嫌だったですね……。「自分は周りとは違う」と思い始めました。

(取材・文 齋藤有美=日経xwoman doors、写真 鈴木愛子)

[日経xwoman 2021年5月18日付の掲載記事を基に再構成]

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