一つ目のタイプは、企業に収益をもたらす人です。今や業務はどんどんIT(情報技術)やロボットに切り替わっています。逆に、創造力や知恵を駆使し、新しい価値を生み出して企業に利益をもたらすことができるスキルを持つ人材を企業は外部から中途採用してでも集めています。

例えば、
●企業に収益をもたらす人材を採用したり育成したりする仕組みを考案し、形にできる人事
●人手に頼らず、商品やサービスを電子商取引(EC)で販売し、リピート率の高い売り方の開発ができる営業企画
●活用されていない投資やコストを見つけ、代替手段に切り替えることで新たな投資の原資を生み出すことのできる財務
などのイメージです。成果を数字で具体的に語れることが共通点です。

もう一つのタイプが、世の中の変化を捉え、自ら学び、自らの責任範囲を広げていける人材です。ビジネスに大きな影響を及ぼす構造的な変化をいち早く見つけ、自社の事業へのプラスマイナスの影響を予測し、先手を打って学ぶことで、自身の能力を高めていける人は会社にとって頼りがいのある人材となります。特に、テクノロジーの進化が事業に及ぼす影響や可能性をつかみ、自分の仕事や会社への提案に生かせる人材は重宝されやすいといえます。

ぜひ、これらの観点を参考に、どんな付加価値をどのように高めていくことで、将来をより確かなものにしていくのかを考えてもらえれば幸いです。

※「次世代リーダーの転職学」は金曜掲載です。この連載は3人が交代で執筆します。

黒田真行
ルーセントドアーズ代表取締役。日本初の35歳以上専門の転職支援サービス「Career Release40」を運営。2019年、中高年のキャリア相談プラットフォーム「Can Will」開設。著書に『転職に向いている人 転職してはいけない人』、ほか。「Career Release40」 http://lucentdoors.co.jp/cr40/ 「Can Will」 https://canwill.jp/

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