N
アート&レビュー
エンタウオッチング

2021/6/9

エンタウオッチング

「その心の部分を表現するためには、クリエーティビティを培わなくちゃいけない。一言でクリエーティビティと言っても、詞を書き、曲を書き、コレオ(振り付け)を作り、楽曲を作る、ステージングを作る……いろいろありますね。そのクリエーティビティを実現するためには、クオリティーっていうのを大事にしている。

その一連の事柄を追い求め活動を続けているのが(橘)慶太くんであり、(工藤)大輝であり、僕なんだと思っています。だから、2人が作った曲を課題曲としたのは、僕から参加者へのメッセージなんです。彼らにはもう何年も前から、いつか自分が旗を掲げたいと話してきましたし、『君たちも来てね』って話はしてました。僕はやると言ったらやるし、押されて動く背中ではないので(笑)、背中を押してくれるのとは違いますけど。『本当によくやったね』『やるやるとは言っていたけど、本当にやるとはね!』と。」

自分が作った曲に心が打たれる

「Huluでも2人が会場で参加者の子たちを見ている様子が配信されていますが、まずは参加した子たちのレベルに『すごいね!』と驚いていました。『音楽のチカラをすごく感じたし、改めて考えさせられた』と言ってくれたのは、とてもうれしかったですね。特に慶太くんは、『技術的に粗くても、気持ちを乗せてパフォーマンスすることでここまで自分の楽曲とリンクしているのを見ると、自分が作った曲といえども違う角度から心が打たれる』と話していました。

よく『自分が死んでも、自分が作った曲は死なない』というようなことを言うじゃないですか。そんなアーティストの本懐や本質のようなものをもう1度考えさせられましたね」

SKY-HI(日高光啓)
1986年12月12日生まれ、千葉県出身。ラッパー、トラックメイカー、プロデューサーなど、幅広く活動。2005年AAAのメンバーとしてデビュー。同時期からSKY-HIとしてソロ活動を開始。20年にBMSGを設立し、代表取締役CEOに就任。「THE FIRST」のテーマソング『To The First』が配信中。

(ライター 横田直子)

注目記事