資格勉強も朝活 「切羽詰まる」ように仕掛けは楽しく

2021/6/18
朝活を始めるには仕組みづくりが大事(写真はイメージ=PIXTA)
朝活を始めるには仕組みづくりが大事(写真はイメージ=PIXTA)

早起きして様々な活動をすることが「朝活」と呼ばれるようになって10年以上たちました。すぐにやろうと思っているのについ後回しにしてしまいがちなことこそ、朝一番に終わらせてしまうとスッキリします。そんな朝活の仕組みづくりについて「朝活」の伝道師、池田千恵氏が解説します。

今回は読者の方の次の相談に回答します。

Q 「休みこそジムで運動しよう」「資格試験の勉強をしよう」「今は忙しいけど、時間ができたらあのテーマの本を読もう」などと思っているのに、いざ時間ができると非効率だと分かりながらついダラダラとスマホを触ってしまいます。気持ちを切り替え、実行できるようになるには何が必要でしょうか。 

A 自己投資のための習慣は、大切だと分かっていてもおっくうになりがちですね。それらを定着させるコツは、朝のうちにサッサと終わらせる仕組みをつくることです。「楽しく」「切羽詰まる」状況を朝時間でつくっていきましょう。

なぜ後回しになってしまうのか

ジムでの運動、資格試験勉強、学びのための読書などの自己投資。やれば確実に人生が好転する!と分かっているのに、取り掛かるまでがおっくうなことは多いですよね。重い腰を上げて取り掛かってしまえば、終わったあとはスッキリすると分かっているのですが、頭で思っていることと体は、なかなか連動しないものです。

なぜ頭では分かっているのに動けないか。理由は3つです。

1 切羽詰まっていない
2 いつになったら出てくるか分からない「やる気」に身を任せている
3 楽しくないことをやろうとしているのでやる気が出ない

切羽詰まっていないものにいつ取り掛かるかを「やる気」に任せているうちは、ギリギリになるまで動くことはできません。また、楽しいと思えるものでないと「やる気」はいつまでも出てきません。逆に言うと、「切羽詰まって」「楽しい」と、「やる気」が湧いてきます。ここは逆転の発想で意図的に「楽しく」「切羽詰まる」環境をつくってみてはいかがでしょうか。

勉強や運動や自己投資といった、始めるのにちょっとおっくうなことこそ朝イチにやってしまうことがおすすめです。なぜなら、将来にとって確実によいことを先送りせずサッサと終わらせることができると、残りの時間を思いっきり楽しめるうえ、「将来のためになることを朝からできた」と思えるので1日よい気分で過ごせるからです。

あなたも経験はありませんか? ずっと気がかりに思っていて、やらなきゃ、やらなきゃ……と後回しにしていたことを思い切って「エイ」と終わらせた結果、あの数日間の気がかりは何だったんだろう、と思えるくらいスッキリしたということが。

「やりたいけど面倒くさい」と思っていることを朝サッサと済ませることができるよう工夫することができれば、朝だけでなく、あなたの1日がガラっと変わります。

注目記事
次のページ
「やりたいけど面倒くさい」を楽しく仕組み化