「渋いものには引かれます」
筒井さんの特技は書道と編み物。そしてがま口や純喫茶が好きな渋い一面を持つ。
「上京してから書道はあまりできてなくて、筆も買っていないんですけど、地元の名古屋にいた頃は、書道教室で売っていたものを買っていました。ピンときた、良さげなやつを選んでいましたね。優柔不断なタイプなので、悩んでしまったら買わないことが多いです。
渋いものには引かれます。過去にはがま口も使っていましたし、ちょっとレトロなものには心が動きますね。普段着るお洋服は、古着って感じじゃないですけど、古着屋さんをめぐるのは好きです。東京は古着屋さんが多いので、上京したての頃はよく買い物を楽しんでいました」
最近買って良かったのは、「アマゾンファイアTVスティック」だという。
「ユーチューブが好きで、ユーチューバーさんの動画をよくテレビで見ています。好きなユーチューバーさんはいっぱいいますけど、今は、ぺえさんがやられているユーチューブチャンネルが好きですね。ファイアTVスティックはとっても便利で、生活を豊かにしてくれました。特に自粛期間中は、すごく助かりました。
家の中はシンプルで、無駄なものは置かない性格です。今年の冬は電気カーペットとストーブを買いました。エアコンは乾燥するので、あまりつけたくないんですよ。底冷えしなくて済むし、電気カーペットとストーブのおかげでとても快適に暮らせました。
今、欲しいものですか? 物欲はあまりないんですけど……床から見て高さのあるベッドですね。ふかふかじゃなくても良いんですけど、寝た時に床から離れているほうが好きなんです。それこそ清宮レイちゃんの家にお泊まりしにいった時、高さのあるベッドで寝させてもらって、すごくいいなと思いました。私のおうちにも欲しいです」

『目頭を押さえた』
関西圏の山間にある集落を舞台に、写真家としての才能を開花させていく高校3年生の杉山遼(筒井あやめ)と、彼女のいとこであり同級生でもある中谷修子(秋田汐梨)を軸に、家族や教師たちの人間模様が描かれる――。
作・横山拓也 演出・寺十吾 出演・筒井あやめ(乃木坂46)、秋田汐梨、林翔太、枝元萌、橋爪未萠里、大西由馬、山中崇、梶原善
2021年6月4日(金)~7月4日(日)
東京・東京芸術劇場 シアターイースト
2021年7月6日(火)・7日(水)
大阪・サンケイホールブリーゼ
2021年7月9日(金)
愛知・名古屋市芸術創造センター
(文 中山洋平、写真 藤本和史)