投入口を大きくした分、盗難の危険性に配慮し、フラップを中央で分割してそれぞれ可動するように設計。荷物を入れる際には抵抗がないが、それを取り出そうと手を入れれば引き出しにくく、荷物も抜け取りにくくしている。配達員(郵便局員)はパケモ上部の蓋を開けて荷物を投入、ユーザーは事前に設定された暗証番号でパケモを解錠し、取り出す。パケモは専用ポールだけでなく、門塀、外壁、門柱に設置可能だ。

盗難に配慮した設計になっているという

既存ポストでは大型荷物が入らない

既存の、サインポスト(玄関ポスト)などと呼ばれる一般的な郵便受け箱では、こうした荷物は受け取れないのだろうか。実はこれまでの玄関ポストの投入口は、一般的に短辺が3~3.5センチのタイプが多かった。このため、ECサイトやフリマアプリで入手した商品がポスト投函可で配達されてきても入らず、結局宅配物同様に対面での受け渡しが必要で、不在時には再配達になってしまう。

加えて、近年のユーザーニーズともズレが生じている。パナソニックが20年4月に858世帯を対象に行ったアンケートによれば、約7割が在宅であっても宅配物を手渡しでなく非対面で受け取ることを希望、同じく約7割が対面での受け取りに不安を感じていることが明らかになったという。

同社では今後ユーザー、配達業者双方のこうした負担を軽減する手段として、パケモを提案していく考えだ。

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新築のほか、リフォーム物件にも設置
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