検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

難燃パンツ3選 着心地よく、キャンプにも街歩きにも

特集 キャンプで活躍する難燃ウエア(中)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

焚(た)き火はキャンプの醍醐味。暖をとる目的だけでなく、焚き火の揺らぐ炎を見ていると心が落ち着いてくる。そのため秋冬はもちろんのこと、標高の高いキャンプ地では春夏も焚き火を楽しむ人が多い。

そんな焚き火の難点が、飛んできた火の粉による衣類のダメージだ。そこで、火の粉で穴が開きにくい難燃素材のウエアを、薄手のアウター、パンツ、ファッション小物(バッグや帽子など)に分けて紹介する。

今回は、着心地や動きやすさにもこだわった難燃パンツを取り上げる。難燃ウエアがあれば焚き火を存分に楽しめるだろう。

アラミド繊維100%の生地で難燃機能が半永久的に続く

キャンプ人口が増加傾向にある現在、「特に難燃性のウエアや、体温調節の機能を持ったウエアが売れている」と話すのは、スノーピークのPR阿部遼氏。同社では難燃素材を用いた「TAKIBI」シリーズを展開しており、数あるアウトドアウエアのなかでも売れ筋だという。

1998年から開催しているユーザーとのキャンプイベントで、「焚き火の際に燃えない服が欲しい」との要望をもらったことをきっかけに開発がスタート。素材には、消防服などにも使用される難燃性に優れたメタ系アラミド繊維を採用し、さらにはっ水加工を施したオリジナルの生地を使用している。

「他社の難燃ウエアと大きく違うのは難燃素材アラミド100%であること」(阿部氏)。一般的な難燃ウエアは、コットンなどの素材に難燃の加工を施しているものがほとんどで、使用や洗濯を繰り返すことで難燃機能が低下していく場合が多い。しかし、同社のTAKIBIシリーズはアラミドを100%使用しているため、半永久的に性能が落ちないという。

デザインは、街着を意識したシンプルなルックスでありながら、キャンプシーンでの使用を想定して大型ポケットを設けるなど収納力に優れ、ディテールにもこだわりが感じられる。大小さまざまなキャンプ小物を収納可能で、タウンユースではバッグを持たずに出歩ける点を特徴とする。

「シリーズとして2014年ごろから販売しており、現在に至るまで順調に販売数を伸ばしている」(阿部氏)。機能性とデザイン性の両方を持ち合わせていることから、20~30代はファッションユーザー、40代以上はキャンプユーザーが多いと話す。

タウンユースにも活用できる難燃デニムパンツ

人気アウトドアブランドのザ・ノース・フェイスでは、難燃素材を用いた「ファイヤーフライ」シリーズを展開している。今回紹介する「デニムファイヤーフライパンツ」は、同シリーズの難燃素材をデニムに使った初めてのアイテムとして、21年春夏シーズンに発売された。

耐久性に優れたコーデュラナイロンの経糸と、難燃アクリル素材を混紡したコットンの緯糸で製織した生地を使用。生地が火の粉などで着火すると、その箇所から極微量なガスが発生し、燃焼部分の酸素を奪い瞬時に鎮火させる機能を持つ。さらに、着火した箇所をすぐに炭化させることで溶解を防ぐため、やけどなどの被害も防げるという。

ウエストは着脱がしやすいウェビングベルトを採用。ベーシックなシルエットのデニムパンツなので、キャンプシーンはもちろんタウンユースにも活用でき、経年変化まで楽しめる魅力的な1本となっている。

難燃なのにストレッチ性が高く動きやすい

アウトドア用の難燃ウエアブランドとして人気が高いグリップスワニーに、アウトドア用品ショップのオッシュマンズがデザインから別注した「ファイヤーレジスタント リブパンツ」も注目の1本。

生地には、グリップスワニーが開発した独自の難燃素材「FIRESHIELD(ファイヤーシールド)」を採用している。難燃加工を施した同素材は自己消火性に優れ、万が一接炎しても溶融することなく炭化し、接炎の事故から体を守ることができるという。火の粉を受けても穴が開きにくく、従来のコットン製品よりも優れた本格的な焚き火ウエアとなっている。ただし、燃えない素材ではないため、洗濯や劣化により難燃加工が弱くなるので留意しておきたい。

燃えにくい素材を使いながらストレッチが効いている点も特徴。股には「ガゼットクロッチ」と呼ばれる股マチが付いており、足を大きく開いても生地が突っ張りにくく、さまざまな動きにストレスなく対応する。

シルエットは、裾がリブ仕様になっているジョガースタイルで、デザイン性が高く日常でも着用できる。動きやすいのはもちろんのこと、寒い時期は裾から風が入らず暖かいのも見逃せない。また、大きなサイドポケットが付いているため、焚き火の際のグローブや小物類を収納可能。

オッシュマンズ・ジャパンのメンズマーチャンダイザー斉藤淳史氏は、「2017年の販売開始から毎年生産数が完売する人気商品で、年々オーダー数量が増えている」と話す。主な購買層は30~40代で、ここ5年くらいでキャンプを始めたビギナー層からベテランキャンパーまで支持されており、21年春夏シーズンは同素材の半袖シャツやショーツなど新たなアイテムも展開されている。

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_