そして、マヂカルラブリーが『M-1』で優勝したことで関心が高まっているのが、大宮ラクーンよしもと劇場を主戦場にする「大宮セブン」。マヂカルのほかに、ジェラードン、「GAG」「すゑひろがりず」がメンバーであり、『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系)や『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系)などでたびたび話題になってきたが、ここにきて注目度がさらに増した。“島流し”といった独特の言い方を含めてエピソードに事欠かなく、GAGは『キングオブコント』の決勝に4年連続進出しているなど、「賞レースに強い」ことなどが語られている。

「すゑひろがりず」 南條庄助(左)、三島達矢(右)

40代でも食らいつく、錦鯉やTAIGAに光が

お笑い界の盛り上がりは若い層だけでなく、年長者にとってもいい流れとなっている。40歳以上を見てみると、「天竺鼠」はもともとネタは高く評価されてきたが、最近は瀬下の体を張る一生懸命なキャラクターにスポットが当たり始めている。

『M-1』で人生が変わった2組も40代。「おいでやすこが」は、おいでやす小田とこがけんのピン芸人同士のユニットで、共に『R-1ぐらんぷり』の決勝進出経験があるが、ルール改正で参加できなくなった悲劇の後に、『M-1』の決勝進出を決めた。結果はまさかの準優勝で、以降、多忙を極めることに。「錦鯉」は長谷川が49歳で、『M-1』ファイナリストで歴代最年長記録を更新した。

「おいでやすこが」 こがけん(左)、おいでやす小田(右)

最年長記録ではピン芸人の「野田ちゃん」も同様で、芸歴22年の45歳で『おもしろ荘』に出場。話題性は抜群で、2回目となるテレビ収録で、『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。ゴールデンタイムのトークでも遠慮することなく大胆発言して、持ち味を発揮した。

同じく45歳の「TAIGA」は、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「40歳過ぎてバイトやめられない芸人」に出演し、放送後に「TAIGAさん」がツイッターでトレンドワード入りするなど大反響。ぺこぱやオードリーに慕われる愛され力で、飛躍が期待される1人に浮上した。

「TAIGA」 インタビューは近日公開

(ライター 内藤悦子、写真 中村嘉昭)

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