ともさかりえ 20代前半から始めた料理レシピノート

7~8月に東京、大阪、福岡で上演される「ミュージカル『衛生』~リズム&バキューム~」に出演する、ともさかりえさん

12歳で芸能界デビューして以降、ドラマ、映画、舞台と数々の話題作に出演し、順風満帆に女優としてキャリアを重ねてきた、ともさかりえさん。一児の母でもある彼女が大切にしているものは、お気に入りの手料理をいつでも再現できるようにと、書きためている「レシピノート」だった。

好きな味をメモし続けたレシピノート

「このレシピノートは、料理を作り始めた20代前半から書き始めました。自分が『これは好きな味だな』と思った手料理のレシピを少しずつ書きためて、それと母から教わったものをメモしていたのが蓄積されていった感じです。

実家暮らしだったので、料理を作らなくてはいけない環境というわけではなかったのですが、レシピ本を読むのが昔から好きでした。そのうち、『これを作ってみたい』と思うようになり、同じ肉じゃがのレシピでも料理本によって作り方が違い、少しのアレンジで仕上がりが変わるのが面白くて、いつしか料理が趣味になりました。お菓子もよく作っていましたね。家族がおいしいと食べてくれるから、それがうれしくて、台所に立つ機会が増えていきました」

ともさかさんのレシピノート(撮影:ともさかりえ)
「ノートに書いてあるのは、ざっくりした材料と作り方の工程です。これまでの20数年で作った好きな料理のレシピがメモしてあります」(撮影:ともさかりえ)

「特別なレシピと言えるものなんてありません。今では母として日々ご飯を作っていますけど、今年17歳になる息子は豚汁とかハンバーグが好きなので、凝ったものというよりは、ごくごく普通のご飯を作っています。シンプルな料理のほうが息子には好評なので」

料理が好きになると、調理グッズや食器などにもこだわりたくなるもの。ともさかさんの身の回りにあるお気に入りのアイテムとは?

「料理をし始めた頃に、5万~6万円くらいのフードプロセッサーを買いました。その年、コートを買うのを我慢して奮発しましたね(笑)。でも、今でも現役で活躍してくれているので、『あの時に買っといた私、ありがとう』という気持ちです。これだけ現役で長く活躍してくれているので、結果的にコスパも良かったと思います。

食器などもこれ以上置く場所がないので、買っちゃいけないと思いつつ、少しずつお気に入りのものを増やしています。やっぱりきれいな食器にご飯を盛り付けると気分が上がるので」

お母さんの作る料理で好きだったものは? 「ちらし寿司(ずし)です。ちらし寿司は自分の中で、特別な日に作ってもらえるご飯。レシピノートに作り方もメモしています(写真左)」(撮影:ともさかりえ)
ともさかさんにとって手料理の良さとは? 「一つ一つを丁寧に作ったものをいただくと、やっぱり手作りっていいなと思います。買ってきたものでおいしいものもありますけど、やっぱり家で作るご飯はいいなって」
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