テレワークが広がりを見せる中、仕事部屋からリビングへの移動や仕事をするためのカフェへの移動などで、文具の持ち運びにケースやポーチを利用している人が増えています。以前は筆記用具の持ち運びはペンケースが主流でしたが、最近は筆記具だけでなく、付箋や小物、さらには大判のノートまで一緒に収納できるケースやポーチも増えてきました。そこで今回は、オシャレで持ち運ぶのが楽しくなる最新の文具用ケースとポーチを紹介します。
人気の文具がケースに
累計90万部を突破した今大注目のムックが、宝島社の「人気文具付録」シリーズです。付録のケースはその名の通り、文具メーカーで人気のノートやペンがモチーフになっているというもの。「文具好きにはたまらない」1冊です。このシリーズは、2017年12月に「文具女子博」がスタートし、女性向けの文具が年々盛り上がりを見せるなか、同イベントに集まるような文具好きの方に刺さる本を作ろうと開発が始まりました。19年9月には第1弾の「レトロでかわいい!サクラクレパスの文具たち」(付録は「クレパス柄フラットペンケース」)が誕生しました。21年5月現在、「人気文具付録」シリーズは第9弾まで増えています。

このシリーズには、モチーフになった文具を紹介する16ページの冊子もついています。書店だけでなくコンビニでも販売しているのが特徴です。今回は特に反響が大きかった「みんなのツバメノート」と「ZUAN LOVE! 『図案スケッチブック』がある毎日。」の2種類を紹介します。

「みんなのツバメノート」は、大学ノートの「ツバメノート」がそのままケースになったデザインが特徴です。黄色い背見出し部分はペン差しとしても使えます。ケースを開ける引き手はゴールドでツバメノートのロゴがデザインされています。細部に至るまでツバメノートが再現されており、ファンにはたまらない逸品となっています。サイズは幅17×高さ24×奥行き3センチ。値段は2079円(税込み)です。

中面はとにかく収納力にこだわって作られています。マチが約3センチあるのでA5までのノートを数冊入れて持ち運びできます。細々したものを収納できるメッシュポケットに、ツバメノートのロゴの総柄が入ったペンケースも付いています。スナップボタンで着脱ができるので、ペンケースだけを持ち運ぶこともできます。かわいいだけではなく収納力も抜群のケースです。

「ZUAN LOVE! 『図案スケッチブック』がある毎日。」はマルマンの創業100周年を記念して作られたコラボ商品。スケッチブックの代名詞とも言われる、深緑と黄色の「図案スケッチブック」柄のじゃばらケースです。人気イラストレーター浅野みどりさんが描き下ろした図案スケッチブックを持ったリスのかわいいイラストのチャームが付いています。サイズは幅24×高さ16.5×奥行き1センチで、値段は2079円(税込み)です。

ケースのサイズはA5サイズより一回り大きいので、A5ノートや小物がしっかり収納できます。ポケットや仕切りもたくさん付いているので分類しやすい上、大きく開くじゃばらでペンやテープなどの文具を取り出しやすくなっています。薄型なのに収納力抜群です。昔から使われてきた愛着のあるデザインをまとったレトロでかわいらしいケースは、文具好きにはたまらないアイテムです。