(3)音声再生:映画観賞やゲームには必須

3つめは音声再生。スピーカーを内蔵しているか、イヤホン端子はあるかが見極めのポイントになる。パソコンでの文書作成用途なら不要な機能だが、家庭用ゲーム機やストリーミング端末で使うなら、音声を出力できないと使い勝手が悪い。今回の7製品中、対応するのは4製品だった(図12図13)。

図12 スピーカーを内蔵しているか、イヤホン端子を搭載しているかも選択ポイントになる。(1)の1EX-LDC161DBMはどちらも対応する製品の1台だ。ビデオ会議をよくする人、動画観賞やゲーム機をつないで遊びたい人は重視したい
図13 スピーカーとイヤホン端子の有無を比較した。搭載するのは、図12の例に示した(1)EX-LDC161DBMをはじめ、(3)EVC-1506、(5)GH-LCU16A-BK、(7)UQ-PM154Kの4製品。実際に音質を確かめると、この中では(1)と(7)の印象が良かった

(4)設置方法:タイプと角度の調節幅を確認

4つめは設置方法。本体背面のスタンドを使うか、本体カバーとの兼用タイプを使うかの2タイプに分かれる。製品によりチルト角も2段階と無段階があり、角度も変わる(図14図15)。

図14 画面の角度調節は、背面スタンドか本体カバー兼用かの違いが大きく影響する。調節幅を考えると、(4)PM161Qbuのようなスタンドタイプがお薦め。(5)GH-LCU16A-BKのようなカバー兼用タイプは角度が2段階にしか変えられない
図15 スタンドのタイプと調節幅を比較した。背面スタンドを採用するのは、図14で示した(4)以外に(1)と(6)の3機種。その中で(6)は調節幅が広かった。一方、カバー兼用の調節幅は大半が2段階。(7)のみ無段階だが、折り曲げたカバーを足に使うため、角度を付けようとすると倒れてしまうなど、調節はしづらかった

(5)接続機器:パソコン以外にも使えるか

最後は接続機器。スマホやタブレット、ゲーム機やストリーミング端末で使いたい場合は必ず確認しよう(図16)。

図16 パソコン以外の外部機器で使えるのか。実際にiPhoneとiPad、ゲーム機の「ニンテンドースイッチ」、ストリーミング端末である「Fire TVStick」で動作検証をした。iPadはUSBタイプCケーブル1本で映像と給電ができるため、全製品対応。ニンテンドースイッチもUSBタイプCで接続するが、表示できない製品もあった。iPhoneとFire TVStickはHDMI接続のため、端子の有無で差が出た

[注1]パソコンや外部機器とUSBタイプCで接続した場合

[注2]実用時の角度を編集部で調べた

(ライター 原如宏、写真 スタジオキャスパー)

[日経PC21 2021年7月号掲載記事を再構成]

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