検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

キャンプの焚き火も安心 難燃素材の薄手アウター3選

特集 キャンプで活躍する難燃ウエア(上)

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

焚(た)き火はキャンプの醍醐味。暖をとる目的だけでなく、焚き火の揺らぐ炎を見ていると心が落ち着いてくる。そのため秋冬はもちろんのこと、標高の高いキャンプ地では春夏も焚き火を楽しむ人が多い。

そんな焚き火の難点が、飛んできた火の粉による衣類のダメージだ。そこで、火の粉で穴が開きにくい難燃素材のウエアを、薄手のアウター、パンツ、ファッション小物(バッグや帽子など)に分けて紹介する。今回は、春夏の夜に着用できる薄手のアウターを取り上げる。難燃ウエアがあれば焚き火を存分に楽しめるだろう。

日常でも着用しやすいデザイン

アウトドア用の難燃ウエアブランドとして人気が高いグリップスワニー。1848年、米国のゴールドラッシュで一獲千金を狙う採掘者に向けて革製グローブを作ったのが始まりで、その後、耐熱性と優れた強度を誇る米デュポンのケブラー繊維を世界で初めてグローブの縫い糸に使用。同社のアウトドアワークグローブは、今日に至るまで世界中で支持されるアイテムとなった。

難燃グローブで培ったノウハウをもとに、2008年に焚き火に強いウエアを開発し、キャンプ市場へ展開。「まだ世の中にキャンプ用ウエア、焚き火用ウエアというカテゴリーがなく、初めは見向きもされなかった」(グリップスワニーのディレクター三好敏之氏)が、少しずつ浸透し、今では難燃ウエアのパイオニア的存在となっている。

そんな同ブランドの注目アウター「FIREPROOF CAMP PARKA」は、コットン100%ながら自己消火性に優れたオリジナル難燃素材「BRAZE SHIELD」を使用。ミリタリー由来のファブリックで強度が高く、万が一接炎しても溶融することなく炭化するため、衣服全体に燃え広がりにくいという。難燃生地として国内の検査機関においても基準をクリアしている。

キャンプではさまざまな道具を使うため、グリップスワニーのグローブも収納できるポケットを備える。デザインは、街着としても着られるスタイリッシュなシルエットになっており、キャンプだけでなく普段使いにも対応する。

難燃仕様なのに薄手で軽い

人気アウトドアブランドのモンベルは、独自開発した難燃性素材「フレアテクト」を使用したフエゴ・シリーズを17年から展開している。今回紹介する「フエゴパーカ」もその一つで、野外での調理や焚き火などで火の粉を受けても、穴が開きにくい点を特徴としている。

難燃素材のフレアテクトは、軽量で引き裂き強度が高いビニロン素材に難燃剤を混ぜ込んだ「難燃ビニロン」とコットンを混紡した素材。火の粉が付着すると繊維の中の難燃剤が酸素を奪い、燃え広がる前に自己消火するという。

難燃ウエアとは思えないほど薄手で軽く、朝晩の肌寒い春夏は一枚で着用でき、秋冬にはダウンやフリースの上からでも羽織れるゆとりのあるシルエットに仕上がっている。「合成繊維の機能性は損なわずに、安心して焚き火やバーベキューを楽しめる」と話すのは、モンベル広報部の小野立氏。自然な風合いで普段使いしやすいデザインも好評を得ているという。

背中には、焚き火用のグローブなども収納できる大型ポケットを搭載する。袖口には、熱で溶けやすい面ファスナーではなくボタン留めを採用するなど、焚き火ウエアとして細部の仕様にもこだわったという。

発売当初は男女兼用モデルのみの展開だったが、売り上げが好調なことから女性用モデルとキッズ用モデルを追加し、カラーバリエーションも拡充した。キャンプを楽しむ幅広いユーザーから支持されており、「街着と兼用で使われる方も多い」(小野氏)という。

ポケット充実の注目アノラック

WOODS(ウッズ)は130年以上の歴史を誇る、カナダ生まれのアウトドアブランド。1911年に人類で初めて南極点に到達した冒険家アムンゼンをはじめ、北極点やエベレスト登頂など歴史に残る多くの探検をサポートしてきた。そんな同ブランドの難燃素材を用いた注目アウターが、2021年春夏シーズンに発売された「WOODS ANORAK」だ。

ファッションシーンでも人気の高いアノラックタイプの難燃ジャケット。グローバル・リサイクルド・スタンダード(GRS)認証を取得したリサイクルナイロン素材に、難燃性とはっ水性の加工を施しており、UVカット機能も備える。

裾はサイドファスナーで開閉できるため着脱も容易。裏地にメッシュ素材を採用しており、汗をかいても肌に張りつかず着心地もいい。

フロントの多彩なポケットのほか、背中には左右に分かれた大型ポケットを搭載。キャンプグッズを引っ掛けられるカラビナ付きなど、キャンプシーンに便利な収納機能が充実している。

「ウエアに関してははっ水機能に加え、19年あたりから難燃機能が非常に好調」と話すのは、ウッズのPRを担当するモスコの川嶋義宜氏。WOODS ANORAKは、キャンプシーンはもちろん日常でアウトドアファッションを楽しむユーザーに支持され、同ブランドの製品のなかでも人気が高いという。

(ライター 津田昌宏、写真 野町修平=APT、スタイリング 宇田川雄一)

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_