美しいディスプレーが「美しく見える」秘密

ディスプレーは、24インチと使い勝手の良いサイズで、非常に美しい。解像度はなんと4.5Kなのだ。一般的な23~24インチディスプレーの解像度は高くても4Kなので、それを上回っている。画像は緻密で、色域が広く10億色に対応するとしている。さらにすごいのが、ディスプレーの輝度が500カンデラ/平方メートルと非常に明るいことだ。こちらも普通のディスプレーなら250~350カンデラ/平方メートル程度だ。

実物を子細にチェックすると、コーティングの素晴らしさにも目を見張る。いわゆる光沢タイプながら表面に反射防止のコーティングが施されているのだ。電灯などの映り込みがほとんど気にならず、美しい画像が見られる。ディスプレーを単体で評価しても、最上クラスの美しさだと断言できる。

写真を表示したところ。あまりの美しさに舌を巻くはずだ
表面のコーティングが素晴らしく、映り込みがほとんど気にならない

なお、外観ではまったく目立たないスピーカーも6つ搭載しており、非常に音も良い。映画やドラマを見たいユーザーにもお薦めだ。

このディスプレーが極薄のボディーに内蔵されているのだ

価格は間違いなくバーゲンだ

本体がこれだけスリムだと拡張性が気になるが、コネクターはUSB-C端子のみとなる。下位モデルは最新のデータ転送規格「Thunderbolt 4」端子が2つ。上位機はさらにUSB 3端子が2つで合計4基を搭載する。この端子で、ディスプレーへの接続や外付けSSDなどにも対応する。必要ならハブやアダプターを利用すれば周辺機器の接続に困ることはないだろう。

USB-C端子は、本体背面にひっそりと配置されている

有線LAN端子は前述のようにACアダプターに付いている(下位モデルはオプション)。また、ヘッドホンジャックも搭載している。

気になる価格は、下位モデルが15万4800円と間違いなくバーゲンプライスだ。税込みだと考えると、非常に安い。ただし、下位モデルは4色しか選べず、ストレージは256GB(ギガバイト、ギガは10億)にとどまる。7色が選択できるのは中位モデル以上。上位モデルはストレージが512GBの場合、19万9800円となる。

CPUは全モデル共通でGPU(画像処理半導体)のコア数だけが7コアか8コアとなる。動画や写真を編集しないなら、下位モデルでも十分だろう。だが動画や写真の数が多いと、カスタマイズしないとストレージが足りないだろう。ただし、本体のストレージ容量を増やすと価格が一気に跳ね上がるので、外付けのストレージを使うのも一考だ。

店頭に出向く機会を作るのが難しいかと思うが、実物を見るとその完成度に驚くとともに、価格の安さが実感できるはずだ。

戸田覚
 1963年生まれのビジネス書作家。著書は150点以上に上る。パソコンなどのデジタル製品にも造詣が深く、多数の連載記事も持つ。ユーザー視点の辛口評価が好評。