あらゆる角度でスキがない 安心感のあるBBクリーム

BBクリームとは、Blemish(傷)Balm(軟こう)クリームの略で肌の色むらや凹凸をカバーするアイテムのこと。1本で化粧下地、ファンデーション、コンシーラー(部分補正)、日焼け止めの役割を持っています。

そんな使い勝手の良さから人気のBBですが、長年の皮膚研究の歴史がある資生堂の「ヴァイブラントBBモイスチャライザー」は安心の1本。クマ、シミ、赤み、ニキビ跡を的確にカバーしてくれます。さらさらのつけ心地で使用感も見た目も爽やかなれど、保湿効果の高い成分を配合。脂性タイプの男性の肌の根本原因、水分不足も補ってくれる効果も押さえてあります。

SHISEIDOメン ヴァイブラント BBモイスチャライザー 40g 4400円 / 資生堂

パッケージはご覧のようにオールブラック。かばんを開いても、また使用中にも悪目立ちしないのは高ポイントです。手堅くスキなしとは、まさにこのこと。壮年になればなるほど明るく健康な肌の印象は、活力を感じさせるキーポイント。人生の深みと相まって、「頼れるなあ」という印象を女性に与えます。

15色展開で肌を演出 大人の男のファンデーション

だんだん慣れてきたら、カバー力のあるファンデーションもおすすめです。下地の後に塗るという手順を踏んだファンデーションは、目の下のクマ、シミ、くすみなどを確実にカバー。しかも、こちらファイブイズム バイ スリーの「ネイキッド コンプレクション バー」は全15色もそろっています。素肌感覚に近いことを徹底したファンデーションですが、この細かい色展開で個人の肌色により近い色を選べ、自分らしいナチュラルさを追求できるのが魅力。塗った印象はない、けれど確実に底上げ効果が狙えます。

女性にも人気のあるファイブイズム バイ スリー。カップルであれこれ選ぶのも楽しいものです。ネイキッドコンプレクション バー 10g 5720円 / ファイブイズム バイ スリー

さらに注目はこのスティックという形状。歯磨きにひげそり、男性の日常動作の延長線上で使えるよう考えた形状なので、抵抗なく塗れるのも魅力です。さらにおすすめはブラシを使って塗ること。男性のひげのある肌を計算して、毛に高低差をつけたブラシを使えば、ひげまわりも塗り残しがなく、細かな部分まで肌のグレードがさらにアップします。

ファンデーションを塗った肌をらせん状になでるとあっという間に自然な仕上がりの健康美な肌に。ロッキン ラウンド ブラシ 7150円 / ファイブイズム バイスリー

生き生きした演出をした肌は、たとえ徹夜明けのモニター会議でも好印象。「……半端ないんだから」とその健康的な印象に、女性の心はぐーんと磁石のように引かれます。

清水久美子
ファッションディレクター。大学卒業後、銀座和光を経て、婦人画報社(現ハースト婦人画報社)入社。25ans(ヴァンサンカン)編集部で活躍後フリーとなり、ラグジュアリーなスタイルを得意とするスタイリストに。男性向けスタイリングの提案、商品企画も手がける。

THE NIKKEI MAGAZINE 4月誕生!

Men's Fashionはこの4月、あらゆるビジネスパーソンに上質なライフスタイルを提案するメディア「THE NIKKEI MAGAZINE」に生まれ変わります。限定イベントなどを提供する会員組織「THE NIKKEI MAGAZINE CLUB」も発足します。先行登録はこちら