リモート時代、好感度は肌で決まる 男の簡単メークファッションディレクター 清水久美子

肌のトーンを整えて好印象に(写真はイメージ)=PIXTA
肌のトーンを整えて好印象に(写真はイメージ)=PIXTA

気温が高くなるにつれ開放的な気分になるのがそう、人間というもの。リモート主体の時代とはいえ、人間の本能には変わりなく、考えようによってはモニター内は効率的な出会いの宝庫。東京駅丸の内中央口前の行幸通りを根城にする女性たちも、このシーズンを迎えるにあたり、新たなおしゃれの仕込みを敢行。それぞれが水面下で戦闘技術に磨きをかけ、本番シーズンに備えます。




迎え撃つ男性も、むろん丸腰では失礼というもの。心にタキシードをまとったかのような気の利いた姿勢はおのずと気配に表れます。勘がいい女性ならば、「……出陣ね」と、思わずほほ笑みを浮かべるはずです。では、何を持ってオンシーズンに臨むのが正解なのでしょう。

「そうなんだよね~、何か決定打的なアイテムが欲しいんだよね」とは、キラリ手首にバングルでさりげなく色っぽさ底上げのダーリン。昨今、周囲の男性もがぜん見栄えへの意識が高くなり、好感度マーケットはなかなかの激戦。そんな中どう決定打を打つかに悩んでいる最中です。けれど、いついかなる時もおしゃれに策はあるもの。あらためてモニターを見てみると一番目立つのは何でしょう。そう、もちろん顔。ではその顔の印象を左右するのは何でしょう。

そう、それは肌のクオリティーだったりするのです。

これから暑くなるにつけ、自然と肌表面の皮脂が多くなりテカテカ肌になっていくのが男性の肌なのです。

表面が脂浮きしているのは、実は内側の水分量が足りないため。オフィスよりも冷房が直撃しがちな自宅環境は脂浮きのさらなる原因を作ります。また、多忙で知らぬ間に浮いてしまった目の下のクマ、肌色のムラなども、ドアップの画面越しではかなり目立ちます。肌の印象を底上げするのは、もはや女性だけの問題ではない昨今です。

「と言ったって、メークなんて抵抗あるよ」とは、壮年のダーリンの正直なところでしょう。行動が女っぽい、もしばれたら恥ずかしい、と感じる男性もまだ多いと思います。とはいえ、肌色や明るさを整えてくれるベースメーク程度であればスキンケアの一環ととらえ、女性から見ても意外に抵抗がないはずです。視線をあびるモニター上で脂肌を放置した顔よりは、配慮ある姿勢、的確な行動力を感じます。

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