アレクサンドリアに立つオベリスク「クレオパトラの針」。ドノンの旅行記に掲載された彩色版画。解説には、「クレオパトラの針」という名称ではあっても、これはそもそもヘリオポリス神殿にトトメス3世が建立したものだと記されている(BRIDGEMAN/ACI)
ルーヴル美術館のディアナの間で作業をするドミニク・ヴィヴァン・ドノン(THIERRY LE MAGE/RMN-GRAND PALAIS)
フランスの科学的探検から作成された素描。古代エジプトの宝物が、発掘が一切行われていなかった18世紀末にはどのような状態にあったのかが見て取れる。プトレマイオス朝時代に建造されたエドフのホルス神殿はこのとき、まだ砂漠の砂山に埋もれていた(RMN / GRAND PALAIS)
ロゼッタストーンはエジプト遠征中、フランス人によって発見されたが、後に英国人に押収された。現在は英ロンドンの大英博物館に収蔵されている(BRIDGEMAN/ACI)
『エジプト誌』のために作成されたギザの三大ピラミッドの地形図(BRIDGEMAN/ACI)
1809年出版『エジプト誌』第1巻の扉(LLP COLLECTION/ALAMY)
『エジプト誌』第2版の見事な口絵。エジプト遠征からはこのほかにも、数多くのすばらしい挿絵が生まれた(BRIDGEMAN/AC)
捕虜の数を数える書記官の様子を戦車から眺めるラムセス3世。『エジプト誌』に掲載されている、メディネト・ハブ葬祭殿の彩色レリーフの挿絵(DANIEL ARNAUDET/RMN-GRAND PALAIS)
ハトホル神殿の前廊。この手の込んだ芸術作品を描写したドゥビリエ作の銅版画は、『エジプト誌』に掲載されている(DEA/GETTY IMAGES)

(文 MIGUEL ANGEL、MOLINERO、訳 北村京子、日経ナショナル ジオグラフィック社)

[ナショナル ジオグラフィック 2021年5月6日付の記事を再構成]