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女子がハマる韓国酒場はド直球! 本場風屋台で幸せに

名物の「チーズフォンデュ サムギョプサルセット」(2948円)。2人で食べられる量がある
名物の「チーズフォンデュ サムギョプサルセット」(2948円)。2人で食べられる量がある

女性は「韓国グルメ」が大好きのようだ。韓国好きが高じて年に何度も韓国を訪れるという話もよく聞く。筆者の知人にも少なくない。東京・新大久保のコリアンタウンが10代からシニアまでの客でいつも混んでいることがそれを示している。

ただ、新型コロナウイルス禍でいまや簡単に韓国旅行には行けなくなってしまった。そこで注目されているのは、韓国の屋台や夜市を再現したような韓国酒場だ。首都圏でも関西でも次々に新しい店が現れている。その先駆けと言えるのが、東京の都営新宿線馬喰横山駅のすぐ近くにある「豚大門市場(トンデムンシジャン)」馬喰町店(東京・中央)だ。

定番の「キムパ」(825円)

「豚大門市場」という店名は、韓国・ソウルの主要繁華街の一つ「東大門市場」のもじり。発音が一緒のところが、命名したオーナーのセンスを感じる。1号店の馬喰町店は、2011年の開店だが、2021年になって横浜に2号店ができ、近く東京・渋谷に3号店ができるようだ。

韓国料理というと焼き肉をイメージしてしまうが、焼き肉は日本でアレンジされたもの。その点「豚大門市場」は、本場韓国の屋台の雰囲気を再現している。旅行に行かなくても韓国気分を味わうことができる。それもおいしく、手軽にだ。

ハングル文字があふれ、なぜか万国旗も

メイン通りから少し入ったところにある店に入ると、「ここは日本か?」という外観に圧倒される。看板の一つには漢字で「豚大門市場」と書いてあるので、認識はできるが、ほかの看板や店頭ののれんは、すべてハングル。日本にも韓国料理専門店やスンドゥブ専門店はそこそこの数はあるが、ここまで振り切っているのは珍しい。

店内に入るとさらにカオスだ。店内にもハングルで書かれたポスターのようなものであふれ、店の奥にあるテレビも韓国の番組を流している。そしてよく分からないのは、天井近くには万国旗がいくつもつるされていること。「なぜそこで万国旗?」とツッコミを入れたくなる。テーブルはメラミン樹脂らしきものを貼った小型のもの。そしてイスは町中華にありそうな中央に穴が空いたスチール製の丸イス。屋台の持つチープさが満載だ。

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済州島の溶岩石を焼き板に
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