朝活を成功させる「松竹梅」 寝坊の日もこれで達成感ニューノーマルを生き抜く 「朝1時間」活用塾(3)

2021/5/17
朝活を「松竹梅」でレベル分けする(写真はイメージ=PIXTA)
朝活を「松竹梅」でレベル分けする(写真はイメージ=PIXTA)

早起きして様々な活動をすることが「朝活」と呼ばれるようになって10年以上たちました。「朝活」という言葉が持つイメージから、「やる気をもっと出せ」「こうしなきゃダメ」といったように、気合や根性のスパルタ論だと誤解されがちですが、無理やり始める朝活は続きません。気合や根性に頼らず、仕組みで楽しく朝活を始めるヒントをこの連載では紹介しています。

今回は読者の方からの次の相談に回答します。

Q 子育てや仕事の繁忙期など、どうしても早起きできないときにどうやって朝活を続けていけばよいでしょうか?

A 「今年こそ朝5時半に起きる」などと目標を必ず達成したい1つに決めてしまうと、朝5時半に起きられなかったとき、落ち込みからのスタートとなります。長続きさせるためには、うまく行かなかったときのバックアッププランを複数決めておくことがポイント。具体的には朝活を「松竹梅」に分けるのがおすすめです。

早起きを「できた・できない」でジャッジしない

「朝活しよう!」とやる気になったとしても、業務の繁閑や職場の風土、クライアントの都合、子育て中の家族の都合、体調の変化など、自分の意思だけではどうにもならない出来事で時間が制約されて悩む人は多いでしょう。コントロールできない事情があると、朝活のモチベーションも下がりがちです。

前回記事では、朝は「できなかった」ことではなく「できた」ことを数えるのがコツだと述べました。「眠気に負けてできなかった」「疲れていて起きられなかった」「子供を早く寝かしつけることができなかった」と、「できない」を朝から数えると、まるで自分が「ダメ人間」になったような気がしてしまうからです。

「朝活できないダメ人間だ」と自分に自信がなくなってしまうのには理由があります。自分にとって最高だと思える理想のスケジュールだけを作っているからです。どんな超人でも毎日最高のスケジュールをきっちり実行できる人はいません。物事を計画通りに進めたいから朝時間を活用しようと思っているのに、それが計画通りにいかないと「私にはそもそも朝活は無理なのではないか……」と思ってしまうのも無理はありません。「自分の意志が弱いからだ」「もっとがんばらないと」と自分を責めるのはあまり得策ではありません。それよりも「できた」を数えるような仕組みをつくっていきましょう。

「できた」が毎日続く「朝活松竹梅」

具体的には朝活に「松竹梅」のレベル分けをすることをおすすめします。

朝活を「松竹梅」でレベル分け

「松」:自分の理想とする早起きができて、時間を有効に使えたなど最高の過ごし方ができた場合
「竹」:時間通りには起きられなかったけれど、少し時間が作れた場合
「梅」:朝活としてはほとんど何もできなかったけれど、睡眠時間は取れた、朝日を浴びることができたなど、「できた」ことを数えられた場合

1つのスケジュールだけ決めておくと、予定通りにいかなかったとき「ダメだった」と落ち込みますが、バックアッププランを2つ作ることで「理想のパターンは実践できなくても、第2、第3のプランは実行できた」と意識が切り替わります。つまり、「朝活松竹梅」を設定することで「できなかった」と落ち込む朝がゼロになり「できた」が積み上がるのです。

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