ビジュアル解説 ネット通販、トラブル回避の心得Win10&スマホ 鉄壁セキュリティー:ショッピング編

日経PC21

2021/5/28
ネット通販のトラブルも増えている(写真はイメージ=PIXTA)

ネット通販は便利だが、半面、落とし穴も多い。本物そっくりの偽物をつかまされたり、写真と違う商品が届くこともしばしば。決済に使ったクレジットカード情報が流出し、第三者に使われる危険もある。ここではネット通販に潜むわなについてビジュアルで解説する。

【記事本編はこちら】ネット通販に潜むわな だまされないための心得

図1 ネット通販で油断は禁物だ。注文した商品と違う安物や偽物が届くことも。届くならまだましで、商品が届かずお金だけ取られることもある
図2 ネット通販で利用したクレジットカード情報が外部に漏れて、自分の知らないところで勝手に使われることも。通販サイト側の落ち度で漏れた場合、補償を受けられることもあるが、根本的な事後対応策は当該カードの利用停止しかない。事前対策として、残高が少ないプリペイドのクレジットカードをネット通販用に用意しておく手もある

写真や説明文などで見極める 

図3 いかにも加工したような製品写真、いかにも機械翻訳っぽい日本語の説明文、相場からかけ離れた激安価格。ネット検索でこうしたショップに遭遇しても、安易に飛び付くのはやめよう
図4 「価格.com」などの販売価格調査サイトで、目星を付けた商品の価格相場を確認しておく。調査サイトの最安値よりも極端に安いものは怪しい

サイバー犯罪の相談窓口に相談する

図5 まずは購入した販売サイトに問い合わせ、満足のいく対応が得られなければ、各都道府県の警察本部に設置されたサイバー犯罪の相談窓口に相談する。ただし、海外の販売サイトだと対応は難しい

アマゾン「マーケットプレイス」も注意

図6 アマゾンでは販売元のほかに出荷元を必ず確認する。出荷元がアマゾンならアマゾンの倉庫にある在庫から出荷され、個人情報も販売店には伝わらないので安心。返品もアマゾンのルールが適用されやすい
図7 販売元も出荷元もアマゾンでない場合、店舗に個人情報が伝わってそこから出荷される。販売元のリンクを押して住所を確認。出品者が海外の住所だった場合は注意しよう。評価なども確認して判断する
図8 商品が届かない、偽物が届いたなどのトラブルが発生したら、到着予定日から90日以内、または到着から30日以内なら「マーケットプレイス保証」で返金申請が可能だ。注文履歴の「注文に関する問題」から申請する。ただし、返金されない場合もある

補償を受けたいなら早期発見 プリペイドカードも対抗策

図9 各カード会社のウェブ明細などで常に利用履歴を確認しておく。不正利用とおぼしき明細があったらすぐにカード会社に連絡。不審な利用があった場合、カード会社から連絡が来ることもある
図10 身に覚えのない請求から60日後までに申請し、状況調査を経て不正利用が認められた場合は全額補償される。どのカード会社もたいてい60日だが、念のため会員サイトで補償について確認しておこう
図11 「Vプリカ」はライフカードが発行するプリペイド式のクレジットカードで、VISA対応の通販サイトで利用可能。カードの実物はなくカード番号だけという、ネット決済専用の仮想的なカードだ。会員登録をしたうえで、コンビニなどで購入した発行コードでチャージする。不正利用されてもカード残高以上の被害はなく、カードの名義人はニックネームでもかまわない
図12 「ペイパル」は販売サイトでクレジットカードの代わりに送金できる仕組み。海外では主流だが国内にも対応サイトがある(左)。支払い方法はクレジットカードやコンビニ払いなどになるが、被害に遭った際の補償制度がある。VISA対応なので支払い方法を図11のVプリカにしておけばさらに安心だ。右のサイトで「ペイパルとは(個人)」を選んで会員登録する

【記事本編はこちら】ネット通販に潜むわな だまされないための心得

(ライター 田代祥吾)

[日経PC21 2021年6月号掲載記事を再構成]