写真で紹介 福本莉子、「原点」となるヴィトンの財布

2021/5/14
全国公開中の『しあわせのマスカット』で映画単独初主演を飾った福本莉子さん

沢口靖子さん、長澤まさみさんら人気女優を輩出してきた「東宝シンデレラ」オーディション。その2016年のグランプリに輝き、めきめきと頭角を現しているのが、福本莉子さんだ。20歳の彼女が見せてくれたのは、自らの「原点」という財布だった。ここでは写真で紹介する。

【記事本編はこちら】福本莉子 「東宝シンデレラ」の記念にヴィトンの財布

「東宝シンデレラ」の記念に買ったルイ・ヴィトンの財布

三つ折りのルイ・ヴィトンの財布。「カード類ですか? パンパンに入っていたので、一応、抜いてきました(笑)」
「以前は長財布を使っていて、小さいカバンに入らなくて不便だなと思っていました。でもこれは、三つ折りで小さいカバンにも入る。ちょうどいいコンパクトさが良かったんです」
『しあわせのマスカット』の撮影は岡山市や倉敷市などで2週間。「新型コロナウイルス禍じゃなければ、21年は岡山で舞台挨拶ができたはず。状況が落ち着いたら、岡山に遊びに行きたいですね」

単独初主演映画とともに、和菓子も誕生

秋吉伸介役の竹中直人さんと、相馬春奈を演じる福本莉子さん。(C)「しあわせのマスカット」製作委員会
「撮影で初めて、農作業用の作業服を着たんです。いいですね、作業服って。動きやすいし、デザインもカッコイイし、汚れても気にならない。最強だなと思いました」(C)「しあわせのマスカット」製作委員会
「小さい頃、よく苺大福を買って食べていました。映画の中に『お菓子は人を笑顔にする。人を幸せにする』というセリフがありますけど、本当にそうだなと思いますね」

手間暇かけて、鍋を育てる

「若いうちは、どんな作品、どんな役でも、チャレンジできるものに挑戦していきたいです」

【記事本編はこちら】福本莉子 「東宝シンデレラ」の記念にヴィトンの財布

福本莉子 2000年生まれ、大阪府出身。16年に第8回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞し、芸能界入り。18年、『のみとり侍』で映画初出演。同年、ミュージカル『魔女の宅急便』に主演して初舞台を踏む。20年は、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』に浜辺美波、北村匠海、赤楚衛二とともに主演。また、ドラマ『歴史迷宮からの脱出~リアル脱出ゲーム×テレビ東京~』で地上波連ドラ初主演を果たした。その他の出演映画・ドラマに『映像研には手を出すな!』(20年)、ドラマに『パパがも一度恋をした』(20年)などがある。

しあわせのマスカット

自分がデザインした和菓子で、人を幸せにしたいーー。そう夢を抱いて和菓子メーカーに就職した相馬春奈。しかし配属されたのは、原材料を調達する部署。提携している農家の手伝いに行くと、偏屈で名高いぶどう農家の秋吉伸介に追い返される。それでも毎日通う春奈だったが、伸介はマスカット作りをやめようとしていた…。監督・吉田秋生 脚本・清水有生 出演・福本莉子、中河内雅貴、本仮屋ユイカ、土居裕子、長谷川初範、竹中直人 全国ロードショー中

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)