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2021/5/10

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オモロイ発想、ブーム支える

ユニークな調理家電が近年多く登場している。出来合いを買っていた食べ物を調理できたり、利便性にこだわって従来にはない形状を採用したり……。サンコーのえき(土へんに谷)晋介広報部長は「WEBで自前で販路を開拓できるようになり、ニッチなニーズにも応えやすくなった」と話す。製造拠点のないスタートアップもクラウドファンディングで資金調達し、製造委託すれば商品化できる。コヤマタカヒロさんは「部品の性能が上がり、遊び心のある製品を企画しやすくなった」と見る。

ブームを支えているのが大阪の企業で、多くランクインした。ものづくりの人材が集中しているうえ、「オモロイ」発想を重視する気質も影響していそうだ。焼き芋メーカーを製造するドウシシャは「ええやん」「なんでやねん」「じぶん」「おもろいやん」「やったらええやん」の頭文字を取り「ENJOY」の精神を重んじているという。

生産期間が限られたものや、量販店に流通していないものもある。「これは」という一品が見つかったら購入はお早めに。

■ランキングの見方 ブランド・製品名(メーカー名)。数字は専門家の評価を点数化。(1)幅×奥行き×高さ、重さ(2)消費電力(3)価格(税込み)。写真は1~3位が鈴木健撮影、4~10位は各社提供。スタイリングは田口竜基。

■調査の方法 家電に詳しい専門家の協力で、面白い機能や特徴を持つ調理家電やユニークな料理を作る家電製品を22品候補に選定。「家族や友人と楽しく食卓を囲める」「コストパフォーマンスがよく買いたくなる」などの基準で、家電やものづくりの専門家が審査、編集部で集計した。

■今週の専門家 ▽阿部淳平(晋遊舎「家電批評」副編集長)▽安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)▽石井和美(家電プロレビュアー)▽稲本ミノル(ヘソプロダクション社長)▽宇野大輔(エディオン生活家電商品部マネージャー)▽奥家慎二(宝島社「MonoMax(モノマックス)」編集長)▽神原サリー(家電+ライフスタイルプロデューサー)▽川上真由美(上新電機シニアマーチャンダイザー)▽久保田良平(ケーズホールディングス調理家電バイヤー)▽コヤマタカヒロ(デジタル&家電ライター)▽藤山哲人(家電ライター)=敬称略、五十音順

(荒牧寛人)

[NIKKEIプラス1 2021年5月8日付]


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