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キッチンをぐるりと囲むカウンターを含め、全16席の「Tokyo焼売マニア」。店主が一人で切り盛りする

JR新橋駅徒歩3分の場所にある「Tokyo焼売マニア」は、独創的なシューマイの数々が味わえる注目店だ。店主の中橋薫樹さんは、これまで香港料理や台湾料理などアジア料理を中心に飲食事業に携わり、20年2月にTokyo焼売マニアをオープンした。もともとシューマイが好きだったという中橋さんは、シューマイを専門に扱う飲食店がほとんどないことを「もったいない、潜在的需要はあるはずだ」と感じ、出店に踏み切ったという。

メニューはすべて中橋さんのオリジナル。黒豚にシイタケを戻し汁ごと混ぜて蒸し上げた「マニアな焼売」(2個330円)をはじめ、赤・青のサンショウを入れたしびれる辛さが特徴の「しびれ焼売」(2個385円)、エビとタラのすり身に錦糸卵をまとわせた「錦糸焼売」(2個385円)など、蒸しシューマイだけでも6種類以上ある。そのほかに、焼きシューマイや揚げシューマイなどを併せて15種類前後のシューマイを提供している。

一番人気の「焼売4種盛り合わせ」(715円)。蒸しシューマイがランダムで4種入る

月替わりで新作を出すなどメニュー開発も精力的に行っており、これまで作ったオリジナルシューマイは30種類近くに及ぶ。メニューを作るに当たっては「人がまねしない、誰も思いつかないようなシューマイを目指している」(中橋さん)といい、これまで、ナポリタンの具材を詰め込んだ「ナポリタン焼売」、カキを丸ごと1個のせた「めっちゃ牡蠣焼売」など、ユニークなメニューを生み出してきた。

店構えは、町中華のような雰囲気では女性が入りづらいだろうと考え、気軽に入れる「焼売アジアンバル」のスタイルをとった。狙い通り、日によっては席のほとんどが女性で埋まることもある。テレビやSNS(交流サイト)などで見て来店する人や、インターネットで「新橋 点心」と検索して訪れる人が多いという。

シューマイは注文から13分ほどで蒸し上がる(左)。待っている間に「マニアなよだれ鶏」(770円)などサイドメニューをつまんで乾杯

「シューマイの魅力は自由度が高いところ。上に具をのせてもいいし、皮を変えてもいいし、いろんな楽しみ方ができる。せいろが目の前に運ばれてきて、蓋を開けるまで何が入っているかわからない臨場感・ワクワク感もシューマイならではですね」(中橋さん)。今後もイメージにとらわれない、オリジナリティーのあるシューマイを作っていきたいと中橋さんは意気込んでいる。

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