地域のシンボル 知識問う検定も

日本を象徴する文化遺産であり、地域のシンボルでもあるお城。その魅力を伝える公益財団法人日本城郭協会は2006年に城への関心を高めて地域文化の振興につなげようと「日本100名城」を選定した。名城には、城の象徴である天守を持つ城郭だけでなく山城や城跡も含まれる。17年には、同様の趣旨で「続日本100名城」が選定され、多くの人が城郭の歴史的な背景や地域独自の文化に触れるきっかけが増えた。

協会主催で毎年2回のペースで開かれてきた「日本城郭検定」はこれまでに約2万5千人が受験している。検定には1級、準1級、2級、3級と現在4段階ある。次回は6月に予定されている(5月6日申し込み締め切り)。

今回のクイズは初級・中級レベルで、過去の検定で出題された問題を中心に構成した。

もう少し易しい「日本城郭検定オンライン入門級」もインターネット上で開催されている。新型コロナウイルス禍で旅行は難しいが、歴史に思いをはせながら知識を蓄えるのも楽しい。

■ランキングの見方 問題文と選択肢。数字は正答率。(1)写真撮影者・提供元

■調査の方法 日本城郭協会と日本城郭検定事務局の協力で、城郭の構造や歴史的な知識に関する問題を過去の検定問題をベースに22問作成。4月上旬、インターネット調査会社マイボイスコム(東京・千代田)を通じて全国20~60代の男女1000人(各世代とも男女同数)に解いてもらい、正答率を算出。問題の難易度が高い順にランキングした。

(大久保潤)

[NIKKEIプラス1 2021年5月1日付]