相手の心を動かして、望む未来をつくる

これからの時代、自分の収入を守り、可能性を広げるためには、多くの人から声がかかる状態を作り出すことが必要です。そのためには、相手の心を動かす力が求められます。

「ほとんどの人は、自分の強みが何で、どう評価されているのかを正確につかんでいません。強みがうまく発揮できる場面が増えていくと、人から必要とされ、声がかかる回数が自然と増えていきます。結果として、誰といつどう働くかについて、選べる自由度が上がるということになります」(高橋さん)

最初のステップとして、まずは自分を知り、相手が求めていることとのギャップを認識し、埋めることが必要です。

「自分が人の心を動かすことができていたとき」の話を、その先輩に聞いてみたら、あなたの強みを活かすコツがわかります。まずは聞きやすい人に聞いて、自分の「強み」を理解すれば、強みを発揮した行動をとりやすくなるのです。

(第3章 「声がかかる人」だけが気づいていること 61ページ)

本書では、具体的にどうやって自分の強みを知り、生かしていくかを9つのステップで解説しています。人から必要とされ、声がかかるような力があれば、どんな状況でも食いっぱぐれずに世の中を生きていくことができるようになる1冊です。

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高橋さんと本書を作ることになったのは、不思議なご縁がきっかけです。知人を経由して出会ったのですが、私が学生時代にインターンにいった会社が、実は高橋さんが創業に関わった会社だったのです。なので、6年以上ものお付き合いがあります。その後、高橋さんは『無敗営業』などのヒットを出し、なにか別の切り口でご一緒できないか……とお話しするなかで本書は完成しました。

編集しながら私が学んだのは、「声がかかる」ためには自分を客観的に見つめ、改善する必要があることです。そのためには「フィードバック」を相手に求め続けることが重要です。

高橋さん自身、原稿などのフィードバックを積極的に私に求め、私も数多くのフィードバックを高橋さんからいだだきながら本書は完成しました。自分をアップデートしたい人に読んでほしいです。

(日本経済新聞出版 雨宮百子)

なぜか声がかかる人の習慣

著者 : 高橋 浩一
出版 : 日本経済新聞出版
価格 : 1,760 円(税込み)

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