【日本語訳】
 総務省がインターネット上の誹謗中傷対策を強化する。投稿削除の相談といった従来の対応に加え、悪質なケースでは警察との連絡体制を強化し、相談窓口を捜査機関と直結させてトラブルの抑止を目指す。子どもへの予防教育を進める企業が出るなか、民間との連携も強め、深刻な被害を未然に防ぐ環境づくりを急ぐ。
政府は30日、SNS(交流サイト)などでの誹謗中傷に関する相談体制の充実を盛り込んだ「第4次犯罪被害者等基本計画」を閣議決定した。

strengthenに注目してみよう!

今回取り上げる単語はstrengthenです。

タイトルにも使われていますが、記事では、 The Ministry of Internal Affairs and Communications will strengthen measures against slander on the Internet.(総務省がインターネット上の誹謗中傷対策を強化する)とあります。strengthen は「強化する」「高める」などという意味がある、もともと存在する何かをより強くするというときに使う単語になります。形容詞の形のstrengthenedは「強化された」という意味になり、強化ガラスはstrengthened glassと言います。本来は「何らかの力を加える」という意味がありますので、積極的な行為に対して使われます。今回のように、ニュースでは、これまでのルールや対策などをさらに「強める」というときによく使われますが、ビジネスなどにおいても、strengthen a connection with(~とのつながりを強める)やstrengthen a company's performance(会社の業績を上げる)のように使います。

Speak up! 会話での使い方をみていきましょう。

【シチュエーション1】
A: Recently the number of stores putting out hand sanitizer has increased.
  最近消毒液が置いてあるお店が増えたよね。
  
B: Everyone is strengthening their measures against the virus.
  どこもウイルスへの対策を強めているよね。

strengthen measures against …で「~への対策強化をする」という意味になります。今は特にCovid-19(新型コロナウイルス)に対して使うことがほとんですが、ほか人もmeasures against cyber attacks(サイバーテロへの対策)などのように使います。

【シチュエーション2】
A: Do you have any other suggestions?
  何か他に提案はありますか?
  
B: We need to team up to strengthen our sales.
  協力しあって、販売を強化する必要があります。

team upは「団結して」「協力して」という意味ですので、team up to strengthen で「協力しあって~を強化する」などという意味になります。現状手薄になっていることなどを、みんなで解決しようというニュアンスになります。

【シチュエーション3】
A: Are you thinking about changing jobs?
  転職を考えてるんだって?
  
B: Yes, at some point. I need to strengthen my weak points.
  ええ、そのうちね。もっと自分の弱点を強化しないと行けないわ。

weak pointは「弱点」という意味で、strengthen one's weak pointsで「弱点を強化する」つまり、弱点を克服する、補強するなどという意味になります。

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strengthen......ほかにもこんな使い方
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