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事務所の先輩の影響は受けていそう

『ねぇ、先生』『ふり、ふら』『チェリまほ』は主演作となる。増えつつある“主演”の立場についてはどんな思いが。

(写真:橋本勝美)

「めちゃくちゃ楽しいですし、うれしいです。『主演やりたいな』って思います。というのも、物語の主軸にはなるので、台本に書かれているヒントが多いんですよね」

小栗旬、綾野剛、田中圭らを擁するトライストーン・エンタテイメントの山本又一朗社長に誘われ、この道に入った。

「サマンサタバサのモデルオーディションを受けたことがきっかけで、社長が『ウチに来い!』って。僕は『クローズZERO』(07年、09年)世代で、小栗さんも大好きでしたし、田中さん、綾野さんもカッコいいなと思っていました。あとは社長の器の大きさみたいなところで、ついていこうと決めた覚えがあります。

事務所の仲間の話で言うと、上のお三方とはちょっとご挨拶した程度で、『あー緊張した』ってなっちゃう感じですね。接点があるのは、昨年の活動自粛期間に1度リモート飲みをした高橋努さんや、よくお世話になっているのは笠原秀幸さん。坂口健太郎さんも良くしていただいてます。

コロナ以前は忘年会などで、先輩にお会いできる機会はあったんです。お話を聞くなかで、立ち居振る舞いもそうですし、役者としての向き合い方や、ストイックさを身近に感じられて、得られるヒントは盗みたいと思ってましたね。少なからず、影響は受けているかなって。……頑張ります(笑)」

2月に連ドラ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)や『監察医 朝顔』(フジテレビ系)にゲスト出演した際も話題になるなど、各方面に引っ張りだこの状態が続いている。3月22日には、若手刑事役で出演したテレビ東京の単発ドラマ『ハクタカ~白鷹雨音の捜査ファイル~』が放送。夏には出演映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が公開になる。

心に残る眞島秀和さんの言葉

「『チェリまほ』以降、応援してくださる人が確実に増えたとは思っています。根本は僕、人を楽しませたいっていう部分が大きいので、自分がゲスト出演に呼んでいただけたら、その物語の面白さを、役を通して精一杯伝えたいと思っています。

真木よう子さん主演の『ハクタカ』は、今年の1月を丸々使って撮り終えました。新人刑事で、いろんなものを吸収していく役どころでもあったので、先輩たちの胸を借りながらお芝居して。刺激を受けたのは、眞島秀和さん。『役者をやりながらバイト生活もしてて、やっと食べていけるようになりました』みたいな話をしたら、眞島さんご自身もすごく苦労した時期があったけど、今は楽しいっていう話をしてくださって。『今の俺から言えることは、とにかく役者を続けていくことが大事だよ』って」

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