「薄くて軽いのにエレガント。イタリア伝統技が光ります」
SHIPS メンズ プレス 河野建徳さん
■FINJACK(フィンジャック)
伊語で雲を意味する「ヌーヴォラ」シリーズの軽快ジャケット。「サラッとした楊柳(ようりゅう)素材を使用し、副資材を極力省くことでシャツのような薄さと軽さを実現。ハンドを多用したイタリア伝統仕立てだけに、品もしっかり備わっています」(河野さん)。6万円(シップス 銀座店)

◇ ◇ ◇
「素材はリネンコットン。カバーオールのように気軽です」
バインド ピーアール 河原昇平さん
■ERNESTO(エルネスト)
リネンとコットンに若干シルクを混ぜたネイビーストライプ生地は、本来ウィメンズ用のもの。「確かな技術で一枚仕立てにすることで、ジャケットの着心地を超越。ハリのある生地なのでカバーオール感覚でラフに羽織れます」(河原さん)。12万円(バインド ピーアール)

◇ ◇ ◇
「ルームウェアのようにラクチン。テーラリングの妙が光ります」
トヨダトレーディング プレスルーム 武宮裕介さん
■CIRCOLO 1901(チルコロ 1901)
織物風のチェックをプリントしたコットンジャージージャケットは「部屋着のようにラクチンですが、クオリティーは仕事服。パイピング処理や芯地使い、縫製でイタリア伝統のテーラリングを駆使しています」(武宮さん)。6万8000円(トヨダトレーディング プレスルーム)

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「重厚な見た目とは裏腹に着心地はノンストレス」
アイネックス 商品戦略部 並木孝之さん
■DE PETRILLO(デ ペトリロ)
芯地・裏地なしの「カメレッレ」シリーズから。「チョークストライプのダブルは貫禄たっぷり。実はウールにナイロン、リネン、シルクを混紡したサラサラの生地をアンコン仕立てにしているため、見た目以上に軽い着心地です」(並木さん)。17万2000円(アイネックス)

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「イタリア仕立てに裏打ちされた快適すぎるカジュアルジャケット」
三喜商事 ブランド開発部副部長 上原進之介さん
■T-JACKET(ティー ジャケット)
複雑なチェックが目を引くジャケット。「軽くて伸縮性のあるコットンウールのアンコンジャケットは、リラクシングな着心地でも、トネッロのファクトリーブランドだけに縫製は確か。移動時や運転時、リモートワークにもおすすめです」(上原さん)。5万9000円(三喜商事)

※表示価格は税抜きです。
撮影=野口貴司(SanDrago)、筒井義昭、若林武志〈静物〉、鈴木泰之、小澤達也、恩田拓治、武蔵俊介 スタイリング=四方章敬、宮崎 司(CODE) ヘアメイク=馬場拓也(SEPT)、吉村 健(AVGVST) 構成・文=小曽根広光 文=吉田 巌(十万馬力)、間中美希子、伊澤一臣、柳澤 哲 撮影協力=バックグラウンズファクトリー、EASE イラスト=林田秀一
[MEN’S EX Spring/Summer 2021の記事を再構成]

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