ファーウェイのスマートウオッチ 気軽に試せる3300円
歩数や移動距離、消費カロリーや睡眠時間などを測定し、スマートフォンでその情報を管理できるスマートウオッチ。「ファーウェイバンド4e」は、本体の重さがたった6グラムで、バンド込みでも17グラムと軽いのが魅力だ。運動中に邪魔に感じることもなく、一日中手首に着けっぱなしでも違和感がない(図1)。
画面は0.5型で幅1センチ、高さ2センチ程度しかないが、文字の表示が大きいため、特に見づらいということもない(図2)。
本体をバンドから取り外し、付属のバックルで靴ひもに取り付けられるのも、本機の特徴(図3)。自動的に靴用の情報収集モードになるので、切り替え操作も不要だ。バッテリーの持ちはスマートウオッチとしてはかなり長く、1時間程度の充電で約2週間も利用できる(図4)。
収集したデータは、スマホの専用アプリで確認可能だ。運動時間や運動量などをグラフで表示する(図5)。睡眠時間の測定は特に優秀だ。手首に取り付けて寝るだけで、睡眠の状態を細かく測定し、グラフで時間ごとに表示するのでわかりやすい(図6)。また、iOSの「ヘルスケア」や、アンドロイドの「グーグルフィット」といったアプリでも、収集したデータを活用できる。
心拍センサーは搭載しないが、価格は実売で3300円前後と安い。初めてスマートウオッチを試してみたいという人にお薦めの製品だ。
(ライター 田代祥吾)
[日経PC21 2021年6月号掲載記事を再構成]
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