2021/4/22

3.プリントチーフは“裏”も使える

軽快なアクセントを加えたいときに便利なプリントチーフ。挿し方を変えてニュアンスを付けるのに加え、“裏”を使うことでさらに活用のバリエーションが広がることをご存じだろうか。ここで実際に試してみよう。

“表”と“裏”で、印象はどこまで変わる?

軽快感を加えるのに便利なプリントチーフ

スーツ好きなら誰もが持っているであろうプリントチーフ。華やかな色柄ゆえ胸元にアクセントをつけたいときに便利だが、シャツタイとの相性によって、どうしても使い道は限定されがち。

普段は注目しない“裏”を見てみよう

インクジェットによるプリントが主流の現在、ほとんどのプリントチーフはこんな感じになっているはず。裏までインクが染み込まないため、裏側は地の色が出て白っぽくなっている。このトーン違いを利用するのだ。

表側を見せるとこんな感じ

表面を出して普通に挿したところ。ネイビーのコーデュロイジャケット、グリーンのニットに、ブラウンのチーフがシックなアクセントとして効く。

裏使いすると印象は一変!

裏面を見せて挿すと、印象がかなり変わっているのがわかるはず。オフホワイトに近い色合いになるので、装い全体が明るい印象になった。

4.“ずらす”“ねじる”“ひねる”でストール姿が洒脱に!

昨今はあまり凝った巻き方よりも、シンプルに巻くのが主流になっているストール。とはいえ、お洒落な人は細部にさりげなく趣向を凝らしている。ここでは、基本のループ巻きを洒脱(しゃだつ)にこなすポイントを解説しよう。

(左)左右の長さを“ずらし”て……

ストールもネクタイやチーフと同様、”計算された無造作感”が洒脱さを演出する秘訣。そのためには、巻く前に左右の長さを少しずらしておくのが第一のポイントとなる。ここでは3分の1ほどずらしているが、ストールのサイズによってちょうどいいずらし幅が異なるので、色々と試して最適な幅を見つけてみよう。

(中)巻く前に“ねじる”

ストールを巻く前に、もうひとつ重要な下準備が。端側を片手で押さえながらループ側にもう一方の手を通し、クルクルと2~3回ねじっておく。こうすることで、巻いた際に首周りのボリュームを調節できる。あまりキツくねじりすぎても不格好なので、あくまで“ふんわり感”を損なわない程度に留めておこう。

(右)仕上げに“ひねる”!

ねじったストールを崩さないように首に巻き、端をループに通したら、鏡でチェックしながらループ付近をひねってニュアンスをつけてみよう。全体のボリューム感を確認しつつ、無造作な雰囲気に仕上げていくのがコツだ。ちなみに、今回は薄手のシルクストールで行っているが、マフラーを巻く場合も同様。

Before ただのループ巻きではどこかモッサリした印象

何も考えずに巻くとこんな感じ。首周りはボリュームがありすぎてモッサリしているし、胸元の表情もあか抜けない印象だ。これがストールではなくマフラーだったら、いかにも“学生さん”といった風情。これはいただけない。

After メリハリが利いた大人の首元に!

同じループ巻きでも、“ずらす”、“ねじる”、“ひねる”の3点に気をつけるだけで、ここまで印象をチェンジできる。首周りはスッキリと、胸元はふんわりとしたエレガントな表情になっているのがおわかりだろう。コツさえつかめば実践は簡単だ。

※商品は全て私物。

構成・文=小曽根広光

MEN'S EX

[MEN'S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成]


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