朝活は楽しく習慣に やらなきゃ減らし、できた増やすニューノーマルを生き抜く 「朝1時間」活用塾(2)

2021/4/12
朝活では「できた」を増やすのがコツ(写真はイメージ=PIXTA)
朝活では「できた」を増やすのがコツ(写真はイメージ=PIXTA)

リモートワークによって、通勤時間がなくなりストレスが減ったという意見もある一方、ついサボってしまう、ダラダラしてしまうという悩みもよく聞きます。出社の強制力でリズムをつくりづらい今こそ、大事だと思っているけれどなかなか進めることができないことを後回しにせず、朝イチに進めていくことが大切だと前回の記事「在宅勤務のダラダラ解消法 始業前1時間の集中がカギ」では述べました。

早起きして様々な活動をすることを「朝活」と言いますが、「朝活」という言葉が持つイメージから4時起き、5時起きでアクティブに活動しなければ、と思う方も多いかもしれません。実は極端な早起きは必要ありません。まずは始業前の「朝1時間」だけを整えることを意識しましょう。「最後の追い込み」より「最初の仕込み」。1日の始まりで心身のリズムを整えた上で、仕事の段取り力アップやキャリアアップの下地を作っていきましょう。

今回からは読者の方が感じる疑問にお答えしていきます。

Q. 「朝活で大切だと言われていることを全部やるのは無理そう」と挫折しがちな朝活初心者に向けて、まずはこれだけやれば大丈夫という、「最初の一歩」になるアクションやアイデアを教えてください。
A. まずは「早起きできた!」を積み上げるところから始めましょう。

例えば

・理想の時間に早起きできたら100円貯金

・週に3日、目標時間に起きることができたら1粒数百円する高級チョコを食べられるルールにする

・早起きできたら、ネット配信サービスで好きなドラマを見る

・ノートや手帳に、自分の「好き」を100個書いてみて、その中の1つを朝実践してみる

どうしても早起きできないとき最初にすべきこと

早起きできれば生活リズムが整うし、一人の時間も取れるので憧れる。そう思っているので何度も挑戦しているのになかなか続かないという方も多いでしょう。決心したことを達成できないと、嫌な気分になりますよね。特に早起きへの挑戦で寝坊すると一日のスタートが「できなかった」で始まるため、気持ちを引きずることが多いようです。

「早起き」は「起きよう」という気持ち次第ですぐに始めることができるため、一般的に自己肯定感を上げることができる行動だと言われています。確かに早起きしてイメージしたような時間を過ごせた朝は、自分が万能になったかのような気持ちよさを味わえます。しかし、実は自己肯定感を下げる両刃の剣のような一面もあります。「あすこそ早起きしようと思っていたのに、眠気に負けてできなかった」「疲れていて起きられなかった」「子どもを早く寝かしつけることができなかった」など、「できない」が何度も続くと心理的にしんどくなってしまうのです。

「あれをやらなきゃ」「これをやらなきゃ」と思っているのに、起きることができずに自分にダメ出し、そのループに入らないようにする工夫が、早起きを続ける上で何よりも大切なことです。

早起きは365日、いつからでも始められる小さな挑戦です。たった1日や2日できなくても大問題になるわけじゃありません。また初めに戻ってやり直せばいいのです。「少しでも早起きできた」という点に目を向け、成功体験を積み上げていきましょう。

楽しく朝活が続くようになる3つのステップ

早起きに憧れがあるのに、何度挑戦しても続かないという方は、次のステップを意識することで続けられるようになります。

順番に解説しましょう。

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