
働き方が様変わりしたように、昨今通勤にも変化が。自転車通勤する人が増えているんです。密を避けるには、もってこいの通勤方法。楽ちんスーツやジャケットが豊富な今、トライする価値は大アリです。そんな自転車通勤スタイルを、イケメン落語家・瀧川鯉斗さんに着こなしてもらいました!
この楽ちんさは、確かに自転車に乗りたくなります!
自転車通勤はこれまでにももちろんありましたが、満員電車の密を回避でき、また自粛生活による運動不足の解消にもってこいと、昨今人気がさらに上昇。そんな時勢を受けて、サイクリングを想定したビジネス向けウエアが続々と登場しているんです。
楽ちんさを求めたスーツやジャケットなどは当たり前になってきましたが、今回紹介するのは単なる着心地の良さを超えた、もはや高い運動性能を求めたハイパフォーマンスなウエア。サイクリングにも着られるではなく、堂々とサイクリング×ビジネスを謳うブランドが少なくありません。しかも、ここ数年のビジネスのカジュアル化によって、あくまでビジネス顔に留めるスキルが蓄積されたこともあり、その仕上がりはリアルにイマドキのビジネスで使えちゃいます。
家から会社までのフル通勤でなくとも、一駅二駅自転車にするだけでも密回避や運動不足には効果的。これから暖かくなりますし、トライするには絶好の機会ですよ。
【タリアトーレ】伊達男御用達ブランドからも出ちゃってます!

男の色気を引き出す名手であるタリアトーレが、サイクリング仕様のスーツですと!? こちら、エストネーションの別注として実現した、正真正銘のサイクリングスーツなんです。軽やかな仕立てで人気の「DAKAR」をベースに、肘と膝にダーツを入れることで曲げ伸ばしを楽ちんに。とはいえ、素材はウール100%。ナチュラルストレッチを効かせながらも無駄な余白はなく、一見してサイクリング向けなんてわかりません。

襟裏、サイドベンツ、カフの裏側、そしてパンツのバックポケット縁には、夜間の自転車走行で安心なリフレクター素材が。自転車で前傾姿勢になった時にはチラ見えしますが、立った状態だと隠れてしまうので通常のビジネスシーンにおいて気になりません。

自転車通勤で、ブリーフケースをハンドルに下げるのはご法度。そこはやっぱりバックパックです。今狙い目は、リモワが新しく展開するネバースティルコレクション。耐久性に優れたキャンバス本体が日々の使用で頼りになりつつ、フルグレインレザー製のポケットやパーツがビジネスに相応しい上質感をアピール。スーツケースでおなじみのリブデザインが、ファッション的にも魅力です。

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