日経トレンディ

約7000円で高画質を実現

新鋭のSecuSTATION「SC-LC53」
実勢価格/6930円(税込み)
サイズ/ 高さ105×幅70×奥行き85ミリ 163グラム
画質/354万画素
パン・チルト/355度・50度
アプリ利用料/無料

三重県に本拠を構える防犯カメラメーカー新鋭が発売する見守りカメラが、SecuSTATION「SC-LC53」。屋外用セキュリティーカメラの技術を使って開発・製造している。

この機種は実勢価格が約7000円とコストパフォーマンスに優れる。画質はペット見守りカメラの中では高解像の部類に入る354万画素で、パン355度、チルト50度と十分。検知ポイントを10カ所まで登録できるのも他機種に比べて多い。実際試してみると、画像はきれいで、暗くなった場合の画像もよく見えた。

カメラの視野が広く画像の色も鮮明
暗視の時も室内をはっきり確認できる

動体検知や自動追尾はかなりの精度。SNS(交流サイト)への動画投稿もしやすく、ペット見守りカメラとしては必要な基本性能はほぼカバー。双方向通話では、音声を聞きながらの通話を行えないのは残念だった。機能がシンプルな分、専用アプリ「SC-Lite」の操作は分かりやすい。ただし、設定では設定ガイドの最初にあるQRコード読み込みよりAPモード接続を選んだ方が成功しやすかった。

高級機種EZVIZ「C6T」(実勢価格1万7600円・税込み)も販売しており、こちらはより画像が鮮明で、双方向通話のタイムラグがなく、ストレスなく使えた。

操作も分かりやすい

AI搭載で犬の動きを識別して録画

Tomofun「Furbo」
実勢価格/2万4980円(税込み)
サイズ/ 高さ225×幅150×奥行き120ミリ 950グラム
画質/約200万画素
パン・チルト/なし
アプリ利用料/無料
※オプションの有料サービスあり

ペットとより緊密なコミュニケーションをとるための専用カメラの筆頭が、犬専用カメラ「Furbo(ファーボ)」だ。16年に台湾のペットテック企業Tomofun(トモファン)が米国のクラウドファンディングで資金調達し、17年に日本上陸。おやつが飛び出す愛犬専用のカメラとして話題を呼んだ。

他のペット見守りカメラにあるようなカメラのパン・チルト機能はないが、実際に犬を飼っている竹村譲氏と愛犬ボビーに試してもらうと、「犬は上に登ることはないし不便は感じなかった。視野角も十分」。画質も悪くない。

Furboに接近中の小型犬

最大の特徴は「おやつをあげる」機能。画面でおやつアイコンを上にスワイプするとおやつが飛び出す。おやつの個数は毎回異なり、飼い主が設定できない。理由は、Tomofunの布施健氏によると、「Furboに犬の興味を引き付けるというドッグトレーニング法を採用しているため」とのこと。

20年6月からサブスク(定額課金)の新サービス「Furboドッグシッター」がスタート。有料(1カ月税込み798円。年間割引あり)で、1カ月のお試し期間がある。人工知能(AI)のディープラーニング(深層学習)により犬に関連した動きや音を検知するため、録画の見直しが大変効率的。自動録画し、通知する機能や1日の様子を60秒動画にまとめるドギーダイアリーなどが付加されている。「今後は、嘔吐(おうと)など留守中の犬の安全や健康面での異常を通知するサービスを強化していく方針」(布施氏)だそうだ。

ドッグアクティブ通知動画を再生する画面では、行動の内容を飼い主が分類。今後の行動分析のデータに生かされる
「Furboドッグシッター」の様子。検知した犬の動きをドッグアクティブ(行動した時)とドッグセルフィ(接近した時)に分類通知する
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猫と一緒に遊ぶカメラ付き猫用ロボット
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