Men's Fashion

コロナ下の会議スタイル2パターン 軽快、クリーンで

How to

2021.4.7

LEON

ニューノーマルといっても、会議は常にリモートというわけではありません。昨今は、時間をかけないカジュアルミーティングも増えているとか。では、そんな時にどんな装いがスマートなのか? テーマは「キメすぎず、ヌケすぎず」。今の気分を反映した大人のリアルな会議スタイルを考えてみました。




軽快で楽ちん、しかもクリーンに見える装いを

すっかりリモートワークが当たり前になった昨今ですが、時間も人数もコンパクトにしたうえで、チームミーティングや報告会、オープンエアでのランチミーティングなどを重視する企業も増えているとか。

そんなシーンでは、細部まで抜かりのないストイックなビズスタイルである必要はありませんが、適度に緊張感とクリーンさのある装いを目指したいところです。

加えて、ニューノーマルな時代ならではの軽快さも忘れてはならない要素でしょう。いうなれば「キメすぎず、ヌケすぎず」のバランスが肝心かと。

ポイントは、それを両得できるジャケットとシューズ(足元)選びにあります。基本は、コンフォートタイプのジャケットとシンプルなスニーカーが好ましい組み合わせ。ですが、見た目の印象をどうしたいか? によってチョイスを変えるのはアリです。

より都会的な印象でまとめたいなら、ジャケットは、シャープに見せられる黒のシャカシャカ素材のものが理想的。同素材のセットアップであればより効果的でしょう。その際、足元は、白スニーカーの一択でモノトーンにこだわると、よりクリーンに見えます。

一方、より大人の余裕を醸し出したいなら、ウールなどの天然素材をベースにしたジャケット選びが◎。さらにそれが薄手のパッカブルタイプやシワになりにくい混紡ものであると、シーンに応じて扱いやすく、ストレスからも解放されるでしょう。

もし着こなしのバリエを備えたいなら、ジャケットの色はネイビー、インナーは白に固定して、インナーの襟型や素材感で変化を加えるのがポイントでしょう。

そんな着こなしなら、コンフォートでも大人の貫禄は損ないませんから、例えば足元はスリッポンでスポーティーにハズしてもバランスが保てます。

あくまで動きやすくて軽快な仕事着こそ、ニューノーマルのテーマですが、日によってちょっとだけ見え方を変えてみる。それによりマンネリを防ぎ周囲からの好感度もキープできますから、備えは万全に!

都会派に見せる日は、「黒シャカセットアップ×白スニーカー」

ほどよい光沢アリな黒を、シンプルに着る

ジャケット3万8000円、パンツ1万9000円/ともにエストネーション、カットソー8800円/スローン、サングラス1万8000円/エーディーエスアール(シック)、時計73万円/ゼニス

カジュアルセットアップは、もはや仕事着の定番ですが、もっともシャープで都会的な印象を与えるのは“黒シャカ”タイプ。ストレッチ、撥水などの機能を備えた化繊混紡ボディは、ライトな色の場合、スポーティーに見えすぎる場合がありますが、黒ならその心配も無用です。

インナーもできるだけシンプルなカットソーや薄手のニットをチョイス。極力モノトーンでまとめるのも鉄則かと。これぞカジュアルミーティングがある日の基本というべき装いです。

パンツ1万9000円/エストネーション、スニーカー7万4000円/サントーニ(リエート)

膝下がシュッとしたテーパードフォルムの“黒シャカ”パンツには、真っ白なスニーカーが映えます。コート系の白モデルは、仕事でフル活用できる好感度スニーカーの筆頭ですが、こちらのようにアウトソールにボリュームのあるタイプが今の気分です。多少アッパーに遊びや装飾があっても可ですが、“黒シャカ”セットアップを着る場合は、極シンプル顔こそベスト。上品なカーフレザー仕様なら間違いありません。