Keyword オンオフ問わず使えるコットンシャツの定番「ポロボタンダウン ドレスシャツ」
■BROOKS BROTHERS(ブルックス ブラザーズ)
ポロ競技の選手のスタイルに想を得たロングセラー
1896年に開発されたブルックス ブラザーズの代名詞たるシャツ。米国産の超長綿のスーピマコットンを使用し、米国内で縫製。こちらのNewミラノフィットは後ろ身頃にダーツを入れて着丈を短くした。オンオフ問わず使える、究極のベーシックシャツ。業界を問わず根強いファンは多い。

CHECK!
スピラーレ代表取締役 神藤光太郎さんの着こなし

シンプルながら上質、その着こなしの哲学にさりげなくマッチする
「25年前くらいにイタリアのファッショニスタの間で大流行し、当時何着も買いました。価格と品質のバランス、変わらぬスタイル、そして誰もが知っているにもかかわらず(!)これ見よがしでない雰囲気は、時代を問わず使えます。装いで大事にしているのは、良い服を長く着ること。そのためにはベーシックは大切な要素です。大柄は避けて、シンプルな上質感を醸し出すようにしています」服〈本人私物〉
Keyword 今、「きちんと見え」で絶大な信頼を得るハイゲージニットの雄
■JOHN SMEDLEY(ジョン スメドレー)
英国クラフツマンシップが織りなす繊細な手触り
1784年の創業以来、英国内にある世界最古の製造工場でファインゲージニットを作り続けているジョン スメドレー。脈々と受け継がれる職人技による着心地はもちろんのこと、多彩なカラーバリエーションも魅力。春先はカーディガンを差し色に、また暖かくなるにつれて、ニットポロの単品使いも品よくまとまる。

CHECK!
エストネーション PR 井平 貴紀さんの着こなし

ジャケットの下にさらりと着れる気軽さが心地いい
「Vヘンリーネックに丸首にTシャツをレイヤーするのが今回のコーディネートのポイントです。最近では、インナーにシャツまで着なくてよい日が多くなりました。ヘンリーネックならば、カジュアルになりすぎず、ジャケットのインナーとしても使いやすいです。ジョン スメドレーならではのシーアイランドコットンは、一枚で着られて上品に見えるため重宝しています」 ジャケット11万5000円/カルーゾ、ニット2万8000円/ジョン スメドレー(以上エストネーション)
※表示価格は税抜きです。
撮影=若林武志 スタイリング=四方章敬 ヘアメイク=MASAYUKI(The VOICE) 文=小曽根広光、吉田 巌(十万馬力) 撮影協力=バックグラウンズファクトリー
[MEN'S EX 2021年4月号DIGITAL Editionの記事を再構成]
SUITS OF THE YEAR 2021
アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。